インタツアーは、2025年卒学生を対象に実施した「夏季インターンシップ参加状況調査」の結果を、10月26日に発表した。同調査は、9月1日〜10日の期間に行われ、561名から回答を得ている。
調査対象者に、夏季インターンシップに参加したかを尋ねたところ、「参加した」という回答が78.9%を占めた。
夏季インターンシップの参加企業数を尋ねた質問では、「2〜4社」(33.3%)がもっとも多く、「5~7社」(29.4%)が続いている。7社以内がボリュームゾーンとなった一方で、「1社」(10.4%)、「11社以上」(14.7%)といった回答もみられた。
夏季インターンシップに参加した企業の業界としては(複数回答)、「IT・ソフトウェア・情報処理」(42.8%)が最多となり、以下「メーカー」(41.4%)、「サービス・インフラ」(28.1%)、「人材」(27.8%)が続いている。
夏季インターンシップに参加したことで、知りたかったことを知ることができたかを尋ねたところ、「知ることができた」が97.3%を占めた。
参加した夏季インターンシップの開催形式(オンライン/オフライン)を尋ねた質問では、「すべてオンラインインターン」(27.6%)や「半分以上がオンライン」(36.7%)といった、オンライン開催のインターンシップが多い。一方で、「すべてオフライン」(5.2%)と「半分以上がオフライン」(7.9%)を合わせた割合は1割超となった。
夏季インターンシップに参加した企業を、どこで知ったかを尋ねたところ(複数回答)、「就活関連のセミナー」(49.3%)が最多となり、「ネット検索」(41.4%)、「特定の就活メディア」(37.3%)がそれに続いた。
夏季インターンシップで印象的だった内容やコンテンツについて、自由に答えてもらった質問では、「事業立案、サービス企画」「職業体験・業務体験」「グループワーク・グループディスカッション」といった回答が多く寄せられている。
夏季インターンシップに参加したことで、志望業界が変化したかを尋ねたところ、「変わった」という回答が43.9%に達した。
夏季インターンシップに参加した企業からは、どのような連絡が来ているかを尋ねた質問では、「特別選考の案内」(44.1%)がもっとも多い。なお、ここでの特別選考とは、書類選考や一次選考をスキップできるなどの優遇がある採用選考を意味している。
夏季インターンシップに参加した企業の、秋冬インターンシップに参加する予定があるかを尋ねたところ、「参加予定」が59.7%を占めて最多となった。
すでに内定が出ている企業があるかを尋ねた質問では、「内定がでている企業がある」とする回答が7.9%となり、1割弱ながら、すでに内定を得ている学生が存在することが明らかになっている。
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