リトルスタジオインクは、今すぐに数理・データサイエンス・AI講座を立ち上げる必要がある一方で、教員や準備の不足に悩む大学のためのオンライン教材「数理・データサイエンス・AIリテラシー教育プログラム」の提供を10月10日に発表した。
同教材は、無期限・人数無制限の買い切りプランといった、導入しやすく次年度以降も運用しやすい販売形態で提供される。また、人数無制限・使用期限付きプランや人数制限・使用期限付きのプランなどもある。
教材の内容は、数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアムの「数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)モデルカリキュラム」に対応しており、具体的な構成は以下のとおり。1本あたりの所要時間は40分~60分程度で、授業の残り時間は各大学で演習などに取り組んでもらうようになっている。
同教材を利用することで、以下のような能力を身につけられる。
- データ分析・活用の基礎的能力
- AI技術の理解とその可能性と限界についての認識
- AIを実際に活用する基礎的な経験
- 倫理的なAI活用のスキル
- 統計情報の正確な解釈とデータに基づく意思決定力
- 数理的思考と問題解決スキル
- Society5.0に関する必須の知識と思考力
さらに、生成AIにどのように向き合ったらよいか、どのような使い方ができるかといった、生成AIを学べる以下の3講座をオプション教材としてリリースすることが決定した。
- 深層学習(1)はじめてのニューラルネットワーク(仮称)
- 深層学習(2)ディープラーニングの発展(仮称)
- 深層学習(3)生成AIの仕組みと使い方(仮称)
オプション教材のリリース時期は、2024年1月を予定している。
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