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明治大学、文科省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル/応用基礎レベル)」に認定

 明治大学は、すべての学部生が履修できる2つの教育プログラムが、文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル・応用基礎レベル)」に8月25日付で採択されたことを、9月28日に発表した。

 明治大学は、2007年に数理科学の世界的水準の研究拠点として、研究・知財戦略機構に先端数理科学インスティテュート(MIMS)を設立し、2013年には中野キャンパスに総合数理学部を開設するなど、数理科学の発展と普及を図ってきた。

 今回採択された2つの教育プログラムは、そうした中で培ってきた研究・教育の知見を明治大学のすべての学生が履修可能な教育プログラムとして体系化し、2022年4月に開始したもの。

 2つの教育プログラムのうち「数理データサイエンス 人工知能リテラシーレベルプログラム」は「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」に採択された。リテラシーレベルでは「数理統計のリテラシーを身に付けること」「コンピュータを用いたプログラミングやデータ解析のリテラシーを身に付けること」「社会におけるデータサイエンス・AIの活用事例に触れること」の3つを目標にしている。

 学生は明治大学の各学部・学科(専攻)に設定された科目群からそれぞれに定められた単位数を取得することにより、明治大学からプログラム修了が認定される。認定時に修了証が発行され、学修した成果(認定)を自身の専門研究領域や就職後のキャリア等で活用することができる。

 「数理データサイエンス 人工知能応用基礎レベルプログラム」は「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(応用基礎レベル)」に採択された。「数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアム」が定める「数理・データサイエンス・AI(応用基礎レベル)モデルカリキュラム~AI×データ活用の実践~」に準拠し、指定されたプログラム修了要件を満たすことで、これらの能力を持つことを総合数理学部が認定する。

 プログラムの科目はすべて総合数理学部の設置科目で構成されているが、自らの専門分野へ数理・データサイエンス・AIを活用できる人材を育成することを目的としていることから、総合数理学部以外の学生も本プログラムの履修・修了が可能で、リテラシープログラムと同様に修了証が発行される。

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https://edtechzine.jp/article/detail/10112 2023/09/29 08:00

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