別称・英語表記(発光ダイオード/Light Emitting Diode)
低電力・低発熱・長寿命な照明装置
電圧を加えることで発光する半導体素子。安価で、わずかな電力で動作することから、理科の実験や簡単な電子工作、電源のオン/オフを示すランプなど、幅広い分野で用いられてきた。かつては赤色のみだったが、青色LEDの開発によってフルカラー(赤・緑・青)での発光が可能になり、ディスプレイや電光掲示板など急速に用途を拡大している。また、白色LEDの登場や、LED自体の輝度向上によって、LED本来の特徴である低電力・低発熱・長寿命と相まって、さまざまな照明がLEDに置き換えられつつあり、室内外の照明、自動車のヘッドライトや補助灯(ウインカーやブレーキランプ)、信号機、懐中電灯など、あらゆる照明がLED化された。
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