アドビは、角川ドワンゴ学園とのパートナーシップによって、「Adobe Creative Cloud」を活用した同学園開発のビジュアルコミュニケーション教材2点を、8月31日に一般公開した。同教材は、おもに学校での活用を意図しており、誰でも利用できる。
角川ドワンゴ学園は、アドビの協力のもと2022年2月にデジタルクリエイティブ教材「Google WS+ Illustratorで、生徒が自学自習できる授業 -イラストレーター入門編-」「Google WS+ Photoshopで、生徒が自学自習できる授業 -フォトショップ入門編-」を一般公開している。
今回、公開されたのは「Adobe Premiere Pro入門『アニマル動画をつくろう!』」と「Adobe Photoshop Lightroom Classic『エモ写』」の2点で、どちらもビジュアルコミュニケーションを重視する世代が楽しみつつ学習できる教材。
「Adobe Premiere Pro入門『アニマル動画をつくろう!』」は、アドビの動画編集のソフトウェア「Adobe Premiere Pro」をまったく使ったことのない生徒や、初心者向けに作成された教材となる。アプリケーションをインストールするところから始まり、BGMや効果音の付け方、テロップのつけ方といった、「Adobe Premiere Pro」で動画編集する際の基本的な操作を学べる。
「Adobe Photoshop Lightroom Classic『エモ写』」は、アドビの写真編集ソフトウェア「Adobe Photoshop Lightroom Classic」を使用して、自分にとっての「エモい」を言語化し、それを写真で表現するプログラム。全5回の授業の最後には、写真加工、写真のタイトル付けまでの技術を習得可能となっており、写真加工を通して自己表現の広さを学ぶことを目標としている。
これらの教材は、どちらも「Adobe Education Exchange」で公開されている。ダウンロードにはAdobe IDが必要となるが、同IDはアドビ製品を使っていない人でも無料で取得できる(13歳以上のみ)。なお、教材の改変と再配布は不可となっている。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア