朝日出版社は、大修館書店とともに高校・中高一貫校の教員、教育委員会関係者を対象とした探究学習に関するワークショップ「高校教員のための探究マインドセット養成講座」を、3月12日に現地とオンラインのハイブリッド形式で開催する。参加費は無料。
同講座は、ファシリテーターに教育ジャーナリスト&アクティビストの後藤健夫氏と関西学院千里国際中等部・高等部の米田謙三教諭を迎えて行われる。
高校での探究学習が本格化し、総合的な探究の時間だけでなく各教科においても探究学習の実践が求められている。多忙な学校現場では教員全員が当事者意識を持って探究学習に取り組むのは難しい実情があるが、それでも探究学習を行う必要がある。
そこで両社は、探究学習に関するさまざまな疑問や悩みを共有し、探究学習の意義についてじっくり考えて「腹落ち」させる機会を設けることとなった。参加者全員で探究学習について話し合い、理解を深め、他校の教員と交流しながら探究学習によって何をどのように学び、何ができるようになるのかを改めて確認できる講座となる。
参加対象は、以下のような疑問を持つ高校・中高一貫校の教員と教育委員会関係者。
- 探究は勉強のできる子だけがやるものではないのか?
- 探究を行うと何か学びが変わるのか?
- 探究は世の中の問題と本当に関わりがあるのか?
- 探究は分掌が頑張るしかないのでは?
- 探究で本当に目指すべきことは何か?
- 探究で生徒の自己肯定感を高めることはできるのか?
開催日時は3月12日の14時~16時20分(オンラインは15時40分に終了)。現地会場は日本出版クラブ会議室(東京都千代田区)で、オンラインはZoomを使用して行われる。現地参加者はパソコンの持参が必須(会場にWi-Fiあり)。参加には事前の申し込みが必要で、定員は現地参加が30人、オンライン参加が100人で先着順となる。
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