「Moodle」公式プレミアムパートナーであるイーラーニングは、Moodle HQ(本部)からの情報に基づき「Moodle」の最新LTS(長期保証対象バージョン)「Moodle4.1」がリリースされたことを、11月29日に発表した。
11月24日に行われた「Moodle」パートナー会議では、改良点や新たに加わった機能などが紹介された。「Moodle 4.1」もオープンソースソフトウェアとしての特性を生かし、活発なコミュニティ内におけるワークショップを通じて開発者、教育者、ユーザー、パートナーから幅広い意見を取り入れ、UXの大幅な向上を盛り込んだ設計、開発が実現されている。
今回のリリースを受け、同社は「Moodle4.1」のユーザーやこれからLMSの導入を検討している人に向けたウェビナー「<Moodleエバンジェリストが解説>ここが変わる! 「Moodle4.1」―管理者が知っておくべきポイント―」を開催する。参加費は無料。
ウェビナーでは「Moodle」エバンジェリストである同社CEOの松崎剛氏がデモンストレーションをしながらその特徴や活用方法、管理者が知っておくべきポイントなどについて解説する。
開催日時は12月8日の13時~13時30分と12月14日の10時~10時30分。参加には事前の申し込みが必要。
「Moodle4.1」の改善点、新機能
- サイト、コース、モジュールのナビゲーションを再編成したほか、ナビゲーションの階層も簡素化され、より簡単で直感的、迅速な操作が可能となる。
- コースページの構成を変更してさらに編集しやすく、すべきことがわかりやすくなる。
- 小テストと問題バンクの機能が改善され、利用状況、結果統計、コメント、問題のバージョン管理などが可能になる。
- 「Moodle」ログインページも改善される。
- デスクトップとモバイルの間で一貫したエクスペリエンスを実現する。
上記以外にもインターフェースの改善および機能、コンテンツ、プラグインがアップグレードされている。
なお「Moodle」は半年に1回メジャーバージョンアップが行われている。バージョンは、「Moodle」に管理者でログインし「サイト管理 > 通知」で確認できる。
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