外国語学習アプリを提供している米Duolingoは、ウクライナ語、ロシア語、およびウクライナと戦争中の言語の使用に関する一般的な質問に答えるべく、英語の「ウクライナ語入門書」を緊急公開した。
同社によれば、2月14日~21日の期間、世界中でウクライナ語を学ぶ人の数が200%増加している。
ウクライナ語の学習者はアメリカがもっとも多く、ポーランドが5位から2位に急伸した。これは、ポーランドに入国するウクライナ難民への連帯と支援を示すための取り組みと考えられる。一方で、同期間にウクライナの学習者は18%減少したほか、ロシア語の学習者も増加傾向にあるという。
今回、公開された「ウクライナ語入門書」では、ウクライナの公用語であるウクライナ語は、スラブ語であり、ロシア語、チェコ語、ポーランド語などの言語に関連していること、ウクライナ人はロシア語を知っている一方で、ロシア人はウクライナ語を知らないケースが多いこと、ロシアとウクライナとの戦争において、言語がどのように使用されているかなどが解説されている。
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