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EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

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子どもも先生も使える!「Canva」でいろいろなデザインを簡単制作

簡単にデザインを作成できる「Canva」とは? 無料で使えて学校でも大活躍!

子どもも先生も使える!「Canva」でいろいろなデザインを簡単制作 第1回

 「Canva(キャンバ)」は、ポスターやカード、プレゼンテーション用のスライドなど、さまざまなデザインをつくることができるWebアプリケーションです。さらに動画の作成・配信や、つくったデザインをWebサイトとして公開することも可能です。これらすべてがCanvaひとつで完了し、無料プランでもさまざまな機能を使うことができます。まさに「奇跡のアプリ」だと私は感じており、多くの学校で導入してほしいアプリのひとつです。本連載では、これから3回にわたって、学校でのCanva活用について紹介していきます。第1回では「学校でCanvaを使う理由」と「Canvaでできること」をお伝えします。

連載の流れ
連載の流れ

学校でCanvaを使う7つの理由

【1】直感的にすぐ使える

 Canvaのユーザーインターフェースは非常に優れています。初めて使う人でも、表示されるガイドに従って進めていけば、なかなかの作品が出来上がります。一度つくってしまうと勝手がわかるため、それ以後は自分で思ったイメージに合わせたデザインをすることができます。

 直感的に使うことが可能で、アプリの操作に習熟する必要がありません。覚えてから使うのではなく、使いながら自然に覚えていくイメージです。実際、初めてCanvaに触れた先生でも、30分ほどである程度のクオリティの作品を仕上げることができます。

 子どもたちはまったく苦労せず、すぐに使いこなせるでしょう。私の学級では最初に一度だけ、カードづくりのデモンストレーションを見せたのみで、すぐに活用を始めました。子どもたちは自由にいろいろと試し始め、導入から45分が経過したころにはほぼ全員がCanvaの操作に慣れていました。

 むしろ教師のほうが苦労するかもしれませんが、心配は無用です。子どもたちに任せて、子どもたちと学び、子どもたちから学べばよいのです。それで教師の威厳が損なわれるようなことは絶対にありません。

【2】テンプレートが豊富

 高価な専用アプリを使えば画像や動画を編集することができます。しかし、デザインの知識がなければ、どうしても野暮ったいものになってしまいます。これまでもいろいろなソフトウェアでテンプレートが用意されていましたが、私個人としては洗練されたものは少ないと感じていました。

 Canvaには、無料で使える何千ものデザイン性に優れたテンプレートが用意されています。デザインの知識やセンスがなくても、洗練された作品を仕上げることができます。アレンジも極めて簡単で、テンプレートを使ったからといって、似たり寄ったりの仕上がりになることはありません。

【3】教育関係者はPro機能を無料で使える

 無料版のCanvaでも十分に活用できるのですが、背景リムーバーやデザインのリサイズなど、一部の機能は有料のProプランのみで使うことが可能です。しかし教育関係者は「Canva for Education」に登録することで、それらの機能を無料で使うことができます。

 データ保存できるクラウドストレージも無料プランでは5GBしか使えませんが、Canva for Educationへ登録すると100GBに増量されます。使えるデザインや素材の数も大幅に増えるため、学校関係者はぜひCanva for Educationに登録しましょう。

【4】多くの素材を利用できる

 写真やイラストアイコンなどのデザインに使える素材が豊富に用意されています。それらを組み合わせることで、簡単にオリジナルのデザインを作成することが可能です。素材は日本語検索に対応しているため、自分でつくりたいデザインに合った素材を簡単に探し出すことができます。一部の素材は簡単に要素の色を変更することが可能で、同じCanvaを使っていても、つくる人によってまったく違ったデザインになります。

 画像素材だけでなく動画素材や音声素材も豊富に用意されており、わざわざ別サイトから素材を探す手間が省けます。

 Canva for Educationで用意されている素材は商用利用ができないものの、授業で使う分には、まったく問題なく活用することができます。もちろん無料版のCanvaでも十分満足できる作品をデザインできます。この記事で使用している画像はすべて無料版のCanvaだけでつくっており、納得していただけるのではないでしょうか。

【5】豊富なフォントを利用できる

 画像素材だけでなくフォントもたくさん用意されています。Webアプリの多くは日本語フォントの選択肢が少ないのですが、Canvaにはたくさんの日本語フォントが用意されています。教科書体もあるため、教材づくりで困ることはありません。

 また、フォントの種類が多いと必要なフォントを探し出すのに苦労しがちですが、Canvaであれば「手書き」「太い」などのワードで絞り込むことができるため、簡単に自分のイメージにあったフォントを見つけられます。自分で所有しているフォントをアップロードして使用することも可能です。

【6】クラウド上で動くためマシンパワー不要

 CanvaはWebアプリであるためインストールが不要です。対応するブラウザさえあれば、MacでもWindowsでもChromebookでも使えます。iOS版やAndroid版のアプリもあるため、GIGAスクール構想で学校に整備された端末であれば問題なく動くでしょう。作成したデザインはクラウドに保存されるため、端末のローカルストレージを圧迫することはありません。

 極めて動作が軽いアプリであるためマシンパワーはそれほど必要としませんが、ネットワーク環境にはある程度の速度が必要です。使用する素材をアップロードしたり、完成したデザインをダウンロードしたりする際に回線速度が大きく影響してきます。特に動画を取り扱う場合は回線速度の影響が顕著となります。

【7】簡単に動画を編集できる

 動画作成は、文章力や構成力、表現力など、多くの力を育成できるため、学習したことをまとめる際に適した活動のひとつです。iPadやWindowsには標準で動画編集アプリが用意されていますが、多くの学校に導入されているChromebookには、現時点で標準の動画編集アプリがありません。動画編集アプリをインストールしようとしても教育委員会の許可が必要だったり、その許可がなかなか下りなかったりと、多くの障壁があります。

 Canvaはカット編集、テロップやBGMの追加、画面切り替え効果など、基本的な動画編集機能を備えているため、Chromebook導入校でもすぐに動画を使った学習活動に取り組めます。

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Canvaでできること

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この記事の著者

前多 昌顕(マエタ マサアキ)

 つがる市立森田小学校教諭、青森県プログラミング教育研究会発起人で事務局長。初任の頃よりICTの教育活用に興味を持ち研究を進める。いったんICT教育と距離を取り、研究対象を思考ツールにしたが、プログラミング教育必修化をきっかけに再開する。マイクロソフト認定教育イノベーターエキスパート2018-202...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です


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