EduLabは、国内のテスト関連サービスとしては初の取り組みとして、オンライン試験監督システム「Check Point Z」の開発を進めており、将来的にサービスとして提供していくことを、6月26日に発表した。
「Check Point Z」は、試験実施中の受験者の様子やパソコンの操作ログなどをすべて記録し、AIと人によってそれらをチェックすることで、テスト受験者の受験中の様子を厳密に確認できる。
AIによるチェックは、目線の動きを追うアイトラッキングをはじめとする、さまざまな技術の組み合わせによって実現しており、人間では見落としてしまうような行動でも捉えられるが、最終的には人間の目でも受験者の挙動を確認することで、より厳密な本人確認や不正行為のチェックを可能にする。
「Check Point Z」は、7月に同社グループが提供するオンライン英語テスト「CASEC」に組み込み、「CASEC」ユーザーへの提供開始を予定している。さらに、今夏~今秋の製品化を目指す。
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