みんなのコードは、2020年のプログラミング教育必修化を見据えて、算数の公倍数の単元に特化した授業で使えるプログラミング教材「プログル」を、4月18日にリリースした。
「プログル」は、「できること」「やること」「かんがえること」に特化した、ドリル型コース設計のプログラミング教材で、以下のような特徴を備えている。
- 課題が明確であり先生が授業設計しやすい
- 児童の思考に必要なブロックを組み合わせる過程で教科とプログラミングの思考を鍛える
- ドリル型の教材である為、学習ペースの異なる児童がそれぞれのペースで深く学習可能
- ログイン不要・インストール不要・無料で様々な学校のICT環境で実行可能
小学校5年生の算数の単元である、公倍数の学習が可能な「公倍数コース」では、1~30までの数字をキャラクターに教えつつ、「3で割り切れる数」や「5で割り切れる数」のときに別の言葉を言わせるようなプログラムを作成し、公倍数の性質に親しみながらプログラミングの基本である「順次処理」「条件分岐」「繰り返し」を身に付けられる。
さらに、次期学習指導要領における教科×プログラミングの具体例として挙げられている、算数の多角形に関する教材「多角形コース」(小学校5年生の単元)についても、教員が使いやすい教材を目指して開発を進めている。リリースは今夏の予定。
このほか、5月13日には「プログル」のリリースイベントを、ラクスル(東京都品川区上大崎)にて実施する。イベントでは、開発者による「プログル」の説明や、先行実施教員によるパネルディスカッションを行う。開催日時は5月13日16時~17時30分で、募集人数は50名。
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