中国・CHIVOXが開発する英語スピーキング評価AI技術「CHIVOX(チボックス)」を国内で独占販売するアイードは、英語スピーキングのオープンクエスチョンと呼ばれる「固定回答がない、複数の回答や正答が想定される問い」に対するスピーキング回答評価において、これまで提供していた「総合点」での評価判定に加えて、「内容」「発音」「文法」「流暢性」の項目別評価機能を実装した多次元音声評価技術「CHIVOX」の提供を、7月1日に開始する。
口頭作文、絵を見て回答する問題、物語の要約といったオープンクエスチョンに対する回答は、固定回答が存在するクローズドクエスチョンと比較して回答の自由度が高く、英語教育では学習者のリテラシーを養うためのカリキュラムに順応すべく、オープンクエスチョンが豊富に取り入れられている。
CHIVOXは、英語教育においてボトルネックになっていたオープンクエスチョンのスピーキング回答評価について、Word embeddingモデル、構文解析、GOP(Goodness of Pronunciation)スコア算出法、節境界検出など多様な技術を用いて、「内容」「発音」「文法」「流暢性」「総合点」の5項目の指標で、学習者の表現能力を全面的に評価し、従来よりも客観的かつ充実したスピーキング評価を可能にした、スピーキング回答の多次元音声評価技術を実装する最新版「CHIVOX」をリリースし、日本国内ではアイードを通じて提供する。
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