COMPASSは、同社が提供するAI型タブレット教材「Qubena(キュビナ)」と、教員のための学習管理ツール「Qubena Manager(キュビナマネージャー)」において、集団指導に特化した新機能「ワークブック」の提供を、4月10日に開始した。
「ワークブック」は、集団指導における学習管理機能を強化し、教員のよりよい授業づくりを支援する機能。「Qubena Manager」上で「Qubena」に搭載された問題から、出題範囲や問題の難易度、出題する問題、出題順を自由にカスタマイズしてワークブックを作成・配信できる。
ワークブックは、クラスの学習進度や学力レベルに合わせて作成可能なので、集団指導のクラスで「Qubena」をより活用しやすくなる。また、ワークブック作成時には生徒が解答に要する予測時間が提示されるので、授業などの限られた時間の中で活用できる。
「Qubena Manager」では、配信したワークブックごとに生徒別や問題別での学習状況をリアルタイムで確認することが可能なので、クラス全体の進捗や理解度が把握できるほか、クラス全体の課題を特定することで、最適な授業の組み立てに活かせる。
なお、「ワークブック」の提供開始にともない、4月から青翔開智中学校、近畿大学附属中学校をはじめとする全国の中学校・高等学校10校において、数学の集団授業に「Qubena」を導入することが決まっており、「ワークブック」機能を活用する予定となっている。
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