駿河台学園とエスエイティーティーは、難関大学志望者の学力向上に貢献するICT学習コンテンツ開発、および生徒、保護者の利便性を高めるための駿台予備学校各校舎のICT化に向けて、日本データサイエンス研究所と資本提携を視野に業務提携を行ったことを、2月14日に発表した。
今回の業務提携によって、駿河台学園とエスエイティーティーは教育業界では初となる、国公立大2次・私立大入試対策用のICT・AI学習コンテンツを日本データサイエンス研究所と共同開発する。
新たに開発するICT・AI学習コンテンツは、駿台のライブ授業はそのままに、個々人の違ったつまずきを解決する演習として用いて、難関大集団受験指導の形態を進化させる。2020年度中に物理、化学コンテンツのリリースを目指すとともに、英語、数学、生物といった科目・教科についても、順次開発を進める。
さらに、模擬試験の成績、大学合否結果、学習履歴といった、駿河台学園が蓄積してきた多くのデータを、日本データサイエンス研究所が統合、分析し、志望大学合格への総合指導としてワンストップで提供していく学習促進・管理システムの開発を目指す。
また、駿河台学園とエスエイティーティーは、日本データサイエンス研究所と共同で、駿台予備学校各校舎の業務を整理し、改善を進めるとともに、ICT化を行うことで、学生、保護者の利便性をさらに向上するほか、職員が学生、保護者、高校の教員と対話できる時間を増やしていく。これらの取り組みは、2020年度から一部校舎で運用を開始し、順次他の校舎にも導入する。
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