a.schoolは、同社が経済産業省によって「平成29年度補正学びと社会の連携促進事業(「未来の教室」学びの場創出事業)」の事業者に採択されたことを、1月21日に発表した。
今回の「未来の教室」実証事業への採択にともない、a.schoolは日本全国の学校、学習塾、保育園、地域の学び場といったさまざまな場所で、探究学習を推進すべく、協力団体においてプログラム導入・普及に向けたヒアリングおよびデモ授業を実施する。
同社は現在、デモ授業を実施する協力団体を募集しており、1月20日時点でアースエイト インターナショナルスクール(岡山県岡山市・吉備中央町・倉敷市)、STORIA(宮城県仙台市)、Share Study Lab(徳島県徳島市)、ふらっと木曽(長野県木曽町)にてデモ授業を行った。
デモ授業で紹介するのは、同社が開発した探究学習プログラム「おしごと算数」と「なりきりラボ」で、どちらも生徒の主体性を後押しするワークショップ型かつアウトプット中心の授業。
「おしごと算数」は、教育指導要領における算数の範囲をおさえつつ、算数と仕事や暮らしとのつながりを探究することで、算数的なものの見方や考え方を学べる。ゲーム要素をふんだんに取り入れるなど、クラスが盛り上がり子どもが自然と算数に夢中になれる仕掛けを備えている。
「なりきりラボ」は、さまざまな職業の本質を学び、思考力・表現力を養う科目横断型の内容となっており、デザイナーやエンジニア、営業、弁護士など、学校では触れない実践的な仕事を題材に学ぶのが特徴。
このほか、2月10日および2月17日には、探究学習の普及に関する教育関係者向けの研修プログラム「探究ラーニングラボ」を開催する。
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