千葉大学医学部附属病院は、小学5・6年生を対象に、科学の不思議な実験を通じて臨床試験や研究に興味を持ってもらい、医療従事者や研究者を目指す第一歩となることを期待した「亥鼻実験教室」を、11月11日に千葉大亥鼻イノベーションプラザ(千葉県千葉市)で開催する。参加費は無料。
「亥鼻実験教室」は、千葉大学医学部附属病院の臨床試験部が主催し、平成21年度から実施している。
第10回目となる今回は味覚に焦点をあて、「レモンはすっぱい」という常識を覆すような実験プログラムを用意し、実際の臨床試験さながら小学生が被験者役となって、実験の説明を聞き、内容を理解し納得した上で同意するインフォームドコンセントを行うことから始まる。また、臨床試験を疑似体験することによって、新しい薬や治療法の開発過程を学べる。
参加対象は千葉市内または周辺に居住する小学5・6年生で、定員は20名。
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