イーフローは、プログラミング教育用ダンボールロボット「e-Craftシリーズ embot」の製品版を、9月13日に公式サイトで発売した。
「embot」は、ダンボールを用いたロボットを自由に組み立てることで、電子工作やものづくりの基礎を学ぶとともに、タブレット端末やスマートフォンでのビジュアルプログラミングによって、子どもでも簡単に操作できるプログラミング教育用ロボット。
NTTドコモの新規事業創出プログラム「39works」から、プログラマーチームの主導によって技術開発されたもので、イーフローはNTTドコモとの協業でサービス提供・運営を担う。
平成29年7月に実施された先行体験版の販売実証実験では、当初予定の5倍以上の注文が殺到し、購入者に実施したアンケートでは95%以上の高い満足度を記録したが、今回発売された製品版には先行体験版に対する利用者からのフィードバックや意見・要望を反映し、機能やサービスの強化・改善を行っている。
先行体験版からの変更点としては、ロボットの組み立てやすさを向上し、より簡単かつすばやく完成させられるようにしたほか、プログラミングによって動かせるパーツや箇所を増やし、より幅広い動きを可能にした。また、子どもが1人で学習を進められるよう、チュートリアル動画など学習コンテンツを充実させるとともに、プログラミング学習状況をチェックしながら楽しくステップアップできる、ドリル形式でも学べるようにしている。
このほか、「embot」を使ったプログラミング授業やセミナーを開催した実績のある学校や教室の講師・教員からのフィードバックなども踏まえ、より安全かつ簡単に授業を展開できるよう、マニュアルやカリキュラム、サポートを充実させた。
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