AIを体系的に学べるスクールを提供する「スキルアップAI」は、東京大学教授で、理化学研究所革新知能統合研究センター長の杉山将氏を技術顧問に迎えたことを、8月1日に発表した。
杉山将氏は、東京大学教授として研究・教育に従事するとともに、理化学研究所の革新知能統合研究センター(AIP)のセンター長や、機械学習分野最大の国際会議・NIPSでアジア人初のプログラム委員長・実行委員長を務めるなど、国際的に高く評価されている。
今回の杉山氏の技術顧問就任によって、AI時代に最適化された教育プログラムの実現に向けて、
- 既存講座における受講者の学習効果最大化のためのカリキュラム改善
- 画像認識、時系列解析、自然言語処理、異常検知などの産業応用が可能な機械学習領域のカリキュラムの展開
- 最先端の研究内容やビジネストレンドを踏まえたカリキュラムの最新化
といった観点で教育レベルの向上を図っていく。
杉山氏は、今回の技術顧問就任にあたって、「AIへの期待が爆発的に高まりつつある一方で、AIの基盤技術である機械学習の最先端のアルゴリズムを理解するためには、線形代数、微分積分、確率統計、情報理論などの数学の知識が必要なため、初学者にはハードルが高いのが現状です。スキルアップAIが提供している講座は、初学者でも基礎からじっくり学べるよう設計されているため、機械学習の基礎から実践まで体系化に学ぶことができます」とコメントしている。
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