マテル・インターナショナルと静岡大学は、プログラミング知育玩具「プログラミングロボ コード・A・ピラー」を教材として活用した、小学生向けプログラミング教育導入カリキュラムを7月9日より提供する。
「プログラミングロボ コード・A・ピラー」はベビートイブランド「フィッシャープライス」から2016年9月に発売された、3歳から始められるイモムシ型のプログラミングおもちゃ。「前進」「右折」「左折」「サウンド」といったさまざまな仕掛けがコーディングされたイモムシの頭部や胴部となるパーツをつなぎ合わせると、パーツの順番(指示)通りにイモムシを動かすことができる。希望小売価格は7500円(税抜)。
パーツをどのようにつなげればイメージ通りに動かせるのか、自然と考えながら遊ぶことができ、成功と失敗を繰り返すことで論理的思考とプログラミングの基礎が身に付く。
今回、マテル・インターナショナルと共同研究を実施した静岡大学教育学部塩田研究室は、「情報教育やキャリア教育、環境教育や創造性教育などの現代的教育課題に関して、どのように教えていくか」というテーマのもと、さまざまな企業と共同研究を実施している。
この教材導入カリキュラムは、プログラミング教育が盛り上がる一方で、専門教員の不在や教材が少ない懸念を踏まえて開発された。PCを使用する必要がなく、比較的安価に教材を購入可能で、児童がグループワークで議論しながら学ぶことができる。
カリキュラムは「フィッシャープライス」の公式Webサイト上にて、7月9日より提供される予定。
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