別称・英語表記（拡張現実／Augmented Reality）
実際にはそこにはない情報を表示する技術
現実世界の風景に、さまざまな情報を重ね合わせて表示する技術。AR技術を用いることで、スマートフォンやタブレット端末のカメラを通して表示した風景に、地名・行き先案内といった情報、構造物、画像や動画など、実際にはそこには存在しないものを表示できる。AR情報の表示には、位置情報やあらかじめ設置された「マーカー」（AR表示を促す目印）が利用される。また、現実世界の建築物や風景などの特徴を検出してAR表示を行う事例もある。教育分野への導入はまだあまり進んでいないが、学習意欲や作業効率の向上といった面から、VR（仮想現実：現実とはまったく異なる風景を表示する技術）とあわせて教育分野での活用が期待されている。
関連する記事はありません