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小学校高学年、6割が日常生活でLGBTQへの差別的言動を見聞きしていることが明らかに【ReBit調査】

 ReBitは、小学5~6年生を対象に実施した、「小学校高学年における多様な性に関する授業がもたらす教育効果調査」の結果を、10月21日に発表した。同調査は、2018年9月~2021年5月の期間に行われ、849名から有効回答を得ている。

 同調査は、ReBitが制作した多様な性に関する教材キット「小学校高学年版Ally Teacher's Tool Kit」を使用して教員が授業を実施し、授業前後で児童が回答したアンケート(選択式)とワークシート(記述式)を分析した。授業は約45分で、道徳の時間で実施する可能性を考慮して、文部科学省が2016年に作成した「小学校学習指導要領 解説 特別の教科道徳編」における内容のうち、「2-11 相互理解・寛容」「3-13 公正・公平・社会正義」を単元として設定している。

 授業前に、これまでに家や学校、テレビやマンガなどで、オカマ・ホモ・オネエなどと言ってバカにしたり笑ったりしているところを、見たり聞いたりしたことがあるかを尋ねたところ、「ある」が59.2%、「わからない」が21.5%、「ない」が19.1%だった。

 授業前に、これまでに家や学校で、だれかに対してオカマ・ホモ・オネエなどと言って笑ったことがあるかを尋ねた質問では、「ある」が19.9%、「わからない」が20.2%、「ない」が59.8%となっている。

 授業後には、「これからは、誰かに対してオカマ・ホモ・オネエなどと言わないようにしたい」という設問に、91.8%が「はい」と回答した。

 調査結果から、性別二元論に関する設問「性別は、男か女の2つしかない」について、授業前は正解が34.3%だったところ、授業後は91.7%と、57.4ポイント上昇している。

 性的指向に関する設問「男の子は女の子を好きになり、女の子は男の子を好きになるのがあたりまえだ」では、授業前は正解が49.3%だったが、授業後は92.6%と、43.3ポイント上昇した。

 性自認に関する設問「男の子のからだで生まれた人はみんな自分のことを男の子だと思っていて、女の子のからだで生まれた人はみんな自分のことを女の子だと思っている」では、授業前は正解が43.2%だったが、授業後は90.8%と、47.6ポイント上昇している。

 「いろいろなちがいを大事にするために、あなたができる工夫はどんなことですか?」という設問への授業後の自由記述は、以下の5つに大別された。

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https://edtechzine.jp/article/detail/6502 2021/10/27 11:20

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