ナチュラルスタイルなどが運営する、プログラミング教室などを通して子どもたちにプログラミングの機会を提供しているプログラミングクラブネットワークは、小学生が気軽に持ち歩いてプログラミングを楽しめるコンピュータ「IchigoDake(いちごだけ)」と、「IchigoDake」用ドッキングステーション「IchigoIgai(いちごいがい)」を、6月6日に発売した。
「IchigoDake」は、子ども向けパソコン「IchigoJam」の中核部分を取り出したもので、別売のドッキングステーション「IchigoIgai」に差し込んで使用する。非常にコンパクトなので、筆箱やランドセルに提げて持ち歩け、学校での学習の続きを自宅で自習できる。
BASIC版とJavaScript版の2種類を用意しており、物理カードを利用したプログラムの作成や、「CutleryApps」によるマウスやタッチ操作でのプログラム作成/実行が可能な「カトラリーカード」スタイルもサポートする(「CutleryApps」を利用するには、別途パソコンなどが必要)。
部品を基板にはんだ付けして完成させるハーフキットでの提供で、はんだ付けが必要な部品は9個なので初心者でも電子工作を楽しめる。税別価格は980円。
「IchigoIgai」は、コンポジット出力、PS/2キーボード入力、microUSB電源入力を備えた「IchigoDake」専用ドッキングステーション。「IchigoDake」とPS/2キーボード、テレビのビデオ入力端子、microUSB電源を接続すると、プログラミングが可能になる。部品を基板にはんだ付けするキット形式での提供で、税別価格は980円。
将来的には、VGAやHDMI、USBキーボードに対応した「IchigoDake」や、ロボットタイプのドッキングステーションなどの発売も予定している。
【関連リンク】
・プログラミングクラブネットワーク
・「IchigoDake」
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