SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

次回のオンラインセミナーは鋭意企画中です。準備が整い次第、お知らせいたします。

EdTechZineオンラインセミナー

EdTechZineオンラインセミナー

EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

「スマートトイ」でプログラミングの世界に触れてみよう!

世界中の人とプログラミングを学び合える! ロボティックボール「Sphero」と専用プログラミングアプリ「Sphero Edu」

「スマートトイ」でプログラミングの世界に触れてみよう! 第1回


 2020年のプログラミング必修化に向けて、子どもが気軽にプログラミングを学ぶことができるマイコンボードや学習サービスが多く開発されています。その中でも、遊びながらIoTを体験できる「スマートトイ」は、プログラミングに興味を持つためのツールとして注目を浴びています。本連載では、プログラミングの世界を知る最初の一歩におすすめのスマートトイを紹介していきます。連載第1回では、ロボティックボール「Sphero(スフィロ)」を、ブロックプログラミングで操作できる専用アプリ「Sphero Edu(スフィロ イーディーユー)」を紹介します。

お詫びとお知らせ

 記事初出時、「Sphero Edu」の読み仮名、「Sphero」の日本発売開始時期について誤った情報を掲載しておりました。お詫び申し上げます。

 また、本記事で紹介している「Sphero2.0」は過去に発売していたモデルで、現在は販売されておりません。また、教育用には「Sphero SPRK+」が使用されることが多く、「Sphero2.0」とは操作方法が異なります。(2018/08/23 13:58)

ロボティックボール「Sphero」とは?

ロボティックボール「Sphero」
ロボティックボール「Sphero」

 Spheroは、さまざまな色に光りながら秒速2mのスピードで転がるボール型のロボットです。色の組み合わせはマルチカラーLEDの数百万以上。自由自在に好みの色で光らせることができます。Bluetoothでデバイスと接続するだけで30m以内にいるSpheroの制御が可能です。

 AndroidやiOSデバイスから制御可能なロボットを開発しているアメリカの企業、Sphero社が発売し、日本へは2013年に上陸しました。

 本記事で使用する「Sphero2.0」の他にも、STEM教育の学習に特化した「Sphero SPRK+」、表情認識機能が搭載されている「Sphero Mini」など、さまざまな種類が発売されています。

 本体は、非常に強い耐衝撃性を持つポリカーボネート製でできているので、壁に当たっても壊れにくくなっています。また、操作に慣れていなくても安心して遊ぶことができます。

 充電をする際は、付属品の非接触で充電可能なワイヤレス充電器を使用します。3時間でフル充電が完了し、駆動時間は1時間ほどです。

付属品のワイヤレス充電器
付属品のワイヤレス充電器

Sphero専用プログラミングアプリ「Sphero Edu」

 Spheroには、自由自在に操作できるベーシックアプリ「Sphero」の他に、Sphero専用のプログラミングアプリ「Sphero Edu」をダウンロードすることができます。使用環境が幅広く、iOSやAndroidデバイス以外にも、ChromebookやKindle Fireに対応しています。

 Sphero Eduの大きな特徴の一つは、ビジュアルプログラミングでSpheroを操作するプログラムが作成できることです。

 ビジュアルプログラミングとは、視覚的にゲーム感覚で遊ぶことができるプログラミング教育の現場で人気のツールです。文字ではなく、動きや見た目に関する命令が書かれているブロックを組み合わせてプログラムを作成することができます。日本語対応をしているので、気軽に取り組むことができます。

セットアップ方法

 アプリをダウンロードしたら、Bluetooth経由でSpheroとデバイスを接続します。Spheroを起動する際は、2本以上の指でダブルタップすると、青く光り起動します。デバイスの設定画面からBluetooth設定画面を開くと「Sphero-○○○」が候補で出てくるので接続しましょう。

次のページ
ブロックプログラミングで操作しよう

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

「スマートトイ」でプログラミングの世界に触れてみよう!連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

きき(dotstudio株式会社)(キキ)

 大学では法学を学びながら、児童福祉や社会的マイノリティに関するNPO活動に勤しんでいたが、ウェブメディアの制作に興味を持ち、プログラミングの勉強を始める。dotstudioではテクニカルライターとして初心者向けのIoT記事を執筆している。 Twitter:@kiiiiiki8...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です


この記事をシェア

EdTechZine(エドテックジン)
https://edtechzine.jp/article/detail/1223 2018/08/23 13:57

おすすめ

記事アクセスランキング

記事アクセスランキング

イベント

EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

記事アクセスランキング

記事アクセスランキング