テクノホライゾンは、学校・教育機関向けの4K対応インタラクティブ書画カメラ（実物投影機）「L-12G（愛称：みエルモん）」を、5月に発売する。価格はオープン。
「L-12G」では、同社の書画カメラ「Lシリーズ」からシンプルで使いやすい操作性を継承。さまざまな角度に動かせるアームや片手で操作できるズーム・フォーカスといった、定番のスタイルである利便性や必要十分な性能・機能を維持しつつ、同製品で映している教材の映像と、本体に入力されているパソコンや電子黒板などの映像を簡単に切り替えてオンライン配信が可能な「みエルモん Studio」を新たに搭載している。
1200万画素のCMOSセンサーによって、最大4Kの高精細映像を実現しており、フルHDでは表現しきれなかった細部や質感、ディテールまで高精細に再現することで、実物のリアル感を伝えられる。
光学ズーム12倍とデジタルズーム16倍ズームを併用することで、最大192倍まで拡大でき、教室の後ろからでもクリアで鮮明な映像を見ながら授業に取り組める。
300度回転するアームと、回転カメラヘッド「（スイング）2アーム」を備えているので、立体物を映す際に見せたい角度からの投影が可能になる。アームは固定できるため両手がフリーになり、手元の様子を相手に伝えられる。
ほかにも、「片手でズーム」「そのままピント合わせ」というシンプルな操作性によって授業に集中可能な環境を作り出せる「ズーム＆ワンプッシュオートフォーカス」機能、HDMIに入力された映像をUSBに出画するスイッチャーレス オンライン映像配信機能（HDMI映像取り込み機能）、「L-12G」の映像をワイヤレスでモニターなどに表示できるMiracast（ミラキャスト）機能、最大4画面まで画像を分割表示可能なコンペアピクチャ機能、映像の一部を隠すマスク機能、映像の一部をハイライト表示するハイライト機能など、多彩な機能を備えている。
あわせて同社では、はじめて同製品を利用する学校や教育機関を対象にした活用事例集『Hot Edu Up』の無料配布や、保証期間が通常の3年から5年に延長されるなどの学校・教育機関向け特別保証サービスの提供なども実施している。
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