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いじめ匿名連絡サイト「スクールサイン」2022年度集計、「いじめ」に関する投稿が前年より約11%増加

 アディッシュは、子どもがいじめや悩み事を学校に連絡できるいじめ匿名連絡サイト「スクールサイン」における、2022年度の集計結果を7月11日に発表した。同集計は、2022年度に「スクールサイン」を契約していた全国の公立私立の小学校・中学校・高等学校に所属する児童生徒から、2022年4月1日~2023年3月31日の期間に寄せられた投稿1861を対象に行われている。

 2022年度に「スクールサイン」に寄せられた声で、もっとも多かったのは「いじめ」(29.4%)で、「学校や教員への苦情・不満」(26.7%)、「生活態度」(17.1%)がそれに続いた。「いじめ」の割合は前年度(18.3%)から11.1ポイント増加し、2022年度の訴えの中で最高の増加率となっている。「学校や教員への不満・苦情」は前年より2.2ポイント増で、髪型や服装を極端に指定する校則への不満や、教員のマスク未着用への不安な声が目立った。また、男子生徒から、更衣室がないことや水着で上半身を出すことへの戸惑い、LGBTQへの配慮を希望する声も上がった。「生活態度」では、校則に違反している生徒への言及や、SNS上の不適切画像に関する内容が寄せられている。

 被害者本人による「いじめ」の投稿は34.3%で、前年度より8.7ポイント増加した。

 被害者名や加害者名の有無については「被害者名なし・加害者名あり」は40%に達し、前年度に続いて最多となっている。また、「被害者名あり・加害者名あり」は前年より6ポイント増、「被害者名あり・加害者名なし」は前年より6ポイント減少した。

 生命に関わるような重大事案の投稿(緊急度高)は、前年度より1.8ポイント減少している。緊急度中(ネットトラブルなどを含む投稿の場合)は前年度より18.9ポイント増の86.0%を占めており、「生活態度」「学校や教員への苦情・不満」の合計件数が前年度より増加した。

 曜日別では、月曜日(15.9%)と火曜日(23.3%)を合わせた割合が39.2%を占めている。木曜日(2022年:14.3%、2021年:18.3%)と金曜日(2022年:16.6%、2021年:18.4%)に投稿が多かった前年度とは異なる結果となっている。

 時間帯別では、学校にいる時間帯である8時~17時の投稿が59.6%を占めており、前年度よりも10ポイント増加した。

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https://edtechzine.jp/article/detail/9714 2023/07/13 16:00

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