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新潟大学、学生からの問い合わせ対応にAI対話エンジン「PKSHA Chatbot」を導入、学生参加型で大学DXを促進

 PKSHA Technology(パークシャテクノロジー)は、グループ会社であるPKSHA Workplaceが、新潟大学とともに、深層学習と自然言語処理を活用した対話エンジン「PKSHA Chatbot」を運用することを、7月4日に発表した。

 「PKSHA Chatbot」は、PKSHA Technologyが提供する、深層学習と自然言語処理を活用したAI対話エンジン。

 新潟大学では、学生の学び方・職員の働き方において、時間や場所に囚われないボーダレス化が進んでおり、サポート体制を変容していく必要があることから、AI対話エンジン「PKSHA Chatbot」の導入に至った。

 学生からの問合せに対応するにあたり、同大学情報基盤センターのWebサイト上に「PKSHA Chatbot」を開設した。AIが回答しきれなかった問合せに関しては、アプリケーションとして「PKSHA Chatbot」が連携する「Microsoft Teams」でのコミュニケーションに誘導し、チャットボット外のコミュニケーションについても対話データをログとして蓄積する方法がとられている。また、開設に伴うFAQの作成には同大学の学生も参画し、大学のDXにおいてユーザーである学生自身の声が反映される新しい取組みとなった。

 「PKSHA Chatbot」の開設後は、AIチャットボットに関するリテラシー動画(日英対応)を学生に展開するなど、職員と学生が一体となり活用の定着に向けた取り組みを行っている。これらの事前取り組みの成果として、一般的に自己解決率が50%を超えるのには半年程度かかる傾向にあるが、導入から1ヶ月で56%の自己解決率を達成した。

 今後は、同大学内での問い合わせ窓口として運用を定着させ、学生からの問合せデータをもとにしたAIの回答精度改善や、FAQの対応領域拡大などに取り組んでいく。また、現在日英で作成されているチャットボットの言語に関して、留学生へのサポートを充実化するため多言語での展開も視野に入れている。

新潟大学情報基盤センターでの「PKSHA Chatbot」の説明
新潟大学情報基盤センターでの「PKSHA Chatbot」の説明
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https://edtechzine.jp/article/detail/9653 2023/07/04 18:00

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