神田外語大学、文字データを自動分類するAIサービス「Senju」を学生アンケートに活用、集計の負担を大幅削減

　モンジュードは、同社が提供するAIによるテキストデータ分類サービス「Senju」を神田外語大学に提供し、学生アンケートの分類・集計業務において効率的な分析を行ったことを、5月16日に発表した。

　「Senju」は高度な自然言語処理技術を用いて、テキストデータを自動的に分類するAI サービス。機械学習の技術を活用して、文を意味でマッピングしそれぞれのカテゴリに自動的に分類できる。1つの文章に複数のカテゴリが当てはまる場合は、複数のフラグを立てることで回答を網羅的に分類する。

　今回、同大学は過去4年分の学生アンケート（約1250回答、9万1000文字のデ ータ）の集計に「Senju」を活用した。これまでは自由記述アンケートの分類に時間と手間が掛かっていたが、同サービスを活用することでその手間を大幅に削減した。また、AIが文章を読み分類するため人による判断基準のブレなどが削減され、より解像度を上げて結果を分析することができた。