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EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

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低学年でもできますよ! 誰でも簡単GIGA端末活用術 Chromebook編

低学年との相性抜群! 子どものワクワクを引き出す「絵文字」を算数の授業で活用してみよう

低学年でもできますよ! 誰でも簡単GIGA端末活用術 Chromebook編 第11回


 GIGAスクール構想により、1人1台端末が実現しました。これまで特別な存在だったコンピューターが当たり前の文房具として使われ始めています。しかし、実際の学校現場でうまく活用できているか、不安を感じている先生も多いのではないでしょうか。特に小学1年生や2年生は、そもそもコンピューターの操作ができないと思われがちです。ですが、そんなことはありません。できることはたくさんあります。本連載では、低学年担任ならではの問題や困りごとを解決する実践を、「低学年でもできますよ!」を決め台詞に紹介していきます。今回も前回に引き続き「絵文字の活用方法がわからない」という問題を、「絵文字カード」を使って解決する実践を紹介します。

【おさらい】絵文字を入力してみよう!

 Chromebookのソフトキーボードには2000種類以上の絵文字が収録されています。左下にある「スマイル」ボタンから絵文字入力に切り替えられます。

入力できる絵文字の例
入力できる絵文字の例

【おさらい】絵文字カード

 「絵文字カード」とは、絵文字を「Google Jamboard」の付箋機能と組み合わせて、絵カードとして使うことです。詳しくは第10回の記事を参照してください。

「絵文字カード」
「絵文字カード」

問題の解き方を考えよう! 数図ブロックは絵文字で!「絵文字ブロック」

「絵文字ブロック」とは

 「絵文字ブロック」とは、絵文字スタンプ(第10回記事参照)を数図ブロックとして使うことです。

「絵文字ブロック」
「絵文字ブロック」

「数図(すうず)」とは

 数を一目で捉えられるように図式化したもので、教科書では下図のような「○印」で表されています。

「数図」
「数図」

「数図ブロック」とは

 ブロックの表面に数図の丸を表示したもので、1年生の「数の学習」で使われています。

「数図ブロック」 「数図ブロック」
「数図ブロック」

使用アプリ

  • Google Jamboard

展開

(1)課題設定

先生
数図ブロックを使って問題を解きましょう。だけど、数図ブロックはいつの間にか数が足りなくなっていたり、きれいに並べられずバラバラになったりと、思ったように使えないこともありますよね。そんなときは絵文字が役に立ちます。今回のめあては「絵文字ブロックを使って考えよう」です
「数図ブロック」の課題設定とめあて 「数図ブロック」の課題設定とめあて
「数図ブロック」の課題設定とめあて

(2)練習問題

第1問:とりが3わいます。そこへ2わとんできました。あわせてなんわですか。

 この問題をブロックで表してみましょう。

 はじめに、問題文に合わせて絵文字スタンプ(付箋の色を透明にした絵文字カード)を並べ、その下に正方形の絵文字スタンプを並べましょう。次に手書きで線をつないで(1対1の対応)数が同じか確かめます。「あわせて」なので、はじめにいた数と飛んできた数をたしざんの式に表しましょう。答えを書くのも忘れずに。

鳥の絵文字スタンプと正方形の絵文字スタンプ(数図ブロックの役割)を手がきの線でつなぎ、数を確かめる
鳥の絵文字スタンプと正方形の絵文字スタンプ(数図ブロックの役割)を手がきの線でつなぎ、数を確かめる
たしざんの式に表す
たしざんの式に表す

 従来の学習でも具体物(絵)と対応させて半具体物(数図ブロック)を並べ、そこから数字や式を作っていきます。基本的にはそれと同じですね。

第2問:りんごが8こ、みかんが5こあります。りんごはいくつおおいですか。

 いくつ多いかは線をつなげなかったものの数が答えになるので、考え方が見てわかりますね。

りんごとみかん、線をつなげなかったものの数が答えになる りんごとみかん、線をつなげなかったものの数が答えになる
りんごとみかん、線をつなげなかったものの数が答えになる

第3問:1つのベンチに3人ずつすわっています。ベンチ4つでは何人すわれますか。

 ここでは「図形」を使ってみましょう。

図形の挿入方法

 「図形」→挿入したい図形を選択→任意の形にドラッグします。

任意の形の図形(ここでは長方形)を挿入 任意の形の図形(ここでは長方形)を挿入
任意の形の図形(ここでは長方形)を挿入

 縦3点リーダー→「コピーを作成」を選択します。

挿入した図形をコピー 挿入した図形をコピー
挿入した図形をコピー
「図形」を使って問題文の内容を表現 「図形」を使って問題文の内容を表現
「図形」を使って問題文の内容を表現

 このように「図形」を使うと、さらに問題文の内容をわかりやすく整理することができますね。

第4問:はこにクッキーが3枚ずつ4れつはいっていました。そのうち5まいたべました。クッキーはなんまいのこっていますか。

 応用問題にも挑戦してみましょう。

 まず、はじめに箱にあるクッキーの数を表して式を作ります。次に、食べた(減った)数だけクッキーの絵文字ブロックを削除して式をつなげましょう。

クッキーを食べた数も「絵文字ブロック」を削除することで簡単に表現できる
クッキーを食べた数も「絵文字ブロック」を削除することで簡単に表現できる

 絵文字ブロックは問題に合わせてさまざまな使い方がありますね。

(3)まとめ

 以下のことを学習のまとめとして押さえましょう。

  • 計算問題の考え方
  • 図形の挿入方法
  • 絵文字は具体物として使えること

【ちょいワザ】絵文字の絵の数

かけ算に活用できる絵文字も
かけ算に活用できる絵文字も

 このアイスクリームの絵文字は1つのお皿に3つのアイスが乗っています。このように、絵文字によっては数のまとまりになっているものもあるので、かけ算などでうまく使いこなしてみてください。

次のページ
解説付きの問題作り! 友だちに教えて学びを深めよう!「手作り問題集」

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この記事の著者

林 孝茂(ハヤシ タカシゲ)

 兵庫教育大学附属小学校教諭。兵庫教育大学大学院学校教育研究科修士課程在籍。ICT夢コンテスト2020優良賞受賞。Type_T(とにかくやってみるプログラミング教育ティーチャーズ、NPO法人タイプティ)メンバー。著書に『逆引き版 ICT活用授業ハンドブック』(共著、東洋館出版)、『事例と動画でやさし...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です


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