インタツアーは、2025年卒学生を対象に実施した調査「就活における『業界・企業選び』についての調査』の結果を、12月25日に発表した。同調査は、11月15日～27日の期間に行われ、643名から回答を得ている。
調査対象者に、就職活動で候補にしている業界を尋ねたところ（複数回答）、「メーカー」（49.0％）がもっとも多く、「IT・ソフトウェア・情報処理」（29.4％）、「広告・出版・マスコミ」（21.5％）、「サービス」（20.1％）、「商社（総合）」（17.4％）、「人材」（17.1％）がそれに続いた。「まだ決めていない、わからない」という回答は5.4％に留まっている。
業界を選択するときに重視していることを尋ねた質問（複数回答）では、「やりがいを感じる」（58.0％）が最多となり、「働きやすい」（44.5％）、「自分の能力を活かせる」（40.0％）、「人に魅力を感じる」（32.8％）がそれに続いた。
どれくらいの規模（従業員数）の企業を候補にしているかを尋ねたところ（複数回答）、「1000人以上」（52.4％）がもっとも多く、「501～1000人」（38.1％）がそれに続いている。一方で、中小企業（300人以下）を挙げる回答も少なからずみられるほか、「まだ決めていない、わからない」が26.9％に達した。
どのくらいの歴史の企業を候補にしているかを尋ねた質問では、「老舗（歴史が古い企業）」が7.9％、「やや老舗」が35.0％だったのに対して、「ベンチャー（歴史が浅い企業）」は0.8％、「ややベンチャー」は8.7％となっている。また、「どちらでもない」（47.6％）という回答が最多となった。
企業を選ぶときに重視したいこととしては（複数回答）、「社風に惹かれる」（49.8％）がもっとも多く、以下「人に魅力を感じる」（41.4％）、「自分が成長できる」（38.1％）、「自分の能力を活かせる」（36.2％）が続いている。
業界・企業選びについて感じていること、悩んでいることなどを尋ねたところ、「業界・企業を絞り込めない」「自分と企業や職種がマッチするのかわからない」「業界や企業を知るのに知識や情報が不足している」といった回答が多くみられた。
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