24年卒学生、約8割が配属先の部署を選考時や内定時に知らせてほしいと回答【i-plug調査】

　i-plugは、同社の運営している新卒ダイレクトリクルーティングサービス「OfferBox（オファーボックス）」に登録している、2024年卒業予定の学生を対象に実施した、配属先の希望に関するアンケート調査の結果を、10月17日に発表した。同調査は、9月19日〜23日の期間に行われ、250名から有効回答を得ている。

　調査対象者に、選考時や内定時に配属先の部署を知らせてほしいと思うかを尋ねたところ、「知りたい」とする回答が前年より4.4ポイント増の79.6％に達した。

　入社後に、配属先が希望以外の部署・職種となった場合に、転職を考えるかを尋ねた質問では、「わからない」が前年より13.5ポイント増の42.0％を占めている。また、「転職は考えない」（10.4％）は22年学生よりも約16ポイント減少した。

　希望部署に配属されるために取り組んだこと、取り組む予定があることを尋ねたところ（複数回答）、「人事に希望を伝えた」（48.8％）が前年より約15ポイント増で最多となっている。

　そのほか、企業に対して9月11日〜25日の期間に行った調査（有効回答数：322社）で、新卒採用における「ジョブ型採用」の導入について、もっとも近いものを選んでもらった質問では、「未定」が37.9％を占めたほか、「導入しない」という回答が33.9％に達した。