24年卒学生、8月末時点での内々定率は90.6％と過去5年間で最高値に【学情調査】

　学情は、2024年3月卒業（修了）予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「内々定の獲得状況」に関するアンケート調査の結果を9月5日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2024」来訪者に対して、8月24日～31日の期間に行われ、425名から有効回答を得ている。

　調査対象者に、現在（調査実施時点）までに内定（内々定）を獲得したかを尋ねたところ、「獲得した」とする回答（内々定率）は90.6％に達した。8月末段階での9割超えは、2019年調査以降では初であり、過去5年で最高値となっている。

　内々定率を文理別でみると、文系は前月より6.8ポイント増の88.2％、理系は前月と同じ95.2％だった。

　現在、就職活動（就職活動の一環としてのインターンシップ参加を含む）をしているかを尋ねた質問では、「就職活動をしている」という回答は前月より5.3ポイント減の25.8％で、「内定を獲得し、就活を終了」したという回答が73.9％を占めている。