マイナビは、2025年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生を対象に実施した、「マイナビ 2025年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(7月)」の結果を、8月18日に発表した。同調査は、7月20日~31日の期間に行われ、2700名(文系男子:452名、文系女子:1057名、理系男子:580名、理系女子:611名)から有効回答を得ている。
調査対象者に、7月にインターンシップ・仕事体験、オープン・カンパニー、キャリア教育といったキャリア形成活動に参加したかを尋ねたところ、前月と比較して12.0ポイント増の59.4%が「参加した」と回答した。
どのようなキャリア形成活動に参加したかを尋ねた質問では、前月に引き続き「オープン・カンパニー型」(71.6%)がもっとも多く、「期間が『半日・1日』の就業体験のあるプログラム」(45.3%)が前月から19.9ポイント増と、大きく増加している。
調査対象者のうち、インターンシップ・仕事体験の選考を受けたことがある人に、インターンシップ・仕事体験の選考(エントリーシート、面接)で聞かれたことを尋ねたところ(複数回答)、「自身の強みや特長について」(82.6%)が最多となり、直近3か年との比較では「サークル活動・部活動・ボランティア活動について」(前年比5.9ポイント増)、「アルバイトについて」(前年比3.1ポイント増)の増加が顕著となった。
大学の夏季休暇中はどのように過ごしたいか、特に時間を取りたいと思っているものとしては(複数回答)、「インターンシップ・仕事体験への参加」(73.3%)がもっとも多く、「趣味」(43.1%)、「旅行」(30.2%)が前年よりも5.0ポイント以上増加している。
現在の就活準備レベルについて「何も準備をしていない状態」を0点、「十分できている」を100点として自己採点してもらったところ、「21~40点(あまりできていない)」(37.3%)が前年に続いて最多となったものの、前年より3.5ポイント減少した。「61点以上(ある程度できている+十分できている)」(13.2%)は、前年と比較して2.4ポイント増加し、就活準備レベルの自己採点における点数が、年々上昇傾向にあることがうかがえる。
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