島根県教育委員会、教員採用「特別選考試験」を島根と東京で5月4日に実施

　島根県教育委員会は、 即戦力となる人材を確保するため5月4日に島根県松江市と東京都で、島根県公立学校教員採用候補者「特別選考試験」を実施する。

　本選考試験は、30～40歳代の中堅層の不足等を踏まえ、即戦力となる人材を確保するために行われる。受験者の負担軽減の観点から、島根県の会場（松江）のほかに県外会場（東京）を設け、試験方法は面接試験のみとする

　対象者は次の1. または2. のいずれかに該当する人。

1. 県外の正規現職教員
   • 現在、島根県外の国公立学校で正規採用（任期付採用を除く。以下同じ）の教員として勤務していること
   • 令和6年3月31日現在で、正規採用の教員として通算3年（36月）以上（休職、育児休業等の期間を除く。以下同じ）の勤務経験があること
   • 正規採用の教員として出願する区分での勤務経験があること
2. 正規教員経験者
   • 過去に、島根県内外の国公立学校で正規採用の教員として勤務していたこと
   • 過去6年以内（平成29年4月1日～令和5年3月31日）に、正規採用の教員として、通算3年（36月）以上の勤務経験があること
   • 正規採用の教員として出願する区分での勤務経験があること

　出願資格は、上記対象者に該当し、昭和39年4月2日以降に生まれた人（令和6年4月1日現在で59歳までの人）で、令和6年4月1日付けで島根県公立学校に勤務できる人。

　募集区分は、小学校教諭が20人程度、中学校教諭（国語、社会、数学、理科、英語、音楽、美術、保健体育、技術、家庭）が若干名、高等学校教諭（情報、工業（電気・機械）、商業、水産（漁業））が若干名、特別支援学校教諭（小学部）が若干名。

　出願期間は3月10日～4月14日で、選考試験は5月4日に個人面接（130分程度）を1回のみ行う。会場は松江が島根県教育センター自治研修所で、東京が都道府県会館。結果は5月18日に全受験者に文書で通知されるほか、採用候補者名簿登載者（合格者）の受験番号が9時に学校企画課Webサイトへ掲載される。

　なお「特別選考試験」の実施要項は島根県内外14カ所で配布されるほか、学校企画課Webサイトからもダウンロードできる。