SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

次回のオンラインセミナーは鋭意企画中です。準備が整い次第、お知らせいたします。

EdTechZineオンラインセミナー

EdTechZineオンラインセミナー

EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

ニュース

高校23年卒の採用、「増やした・昨年同様・新たにはじめた」が8割超で昨年から増加も、充足した企業は約3割【ジンジブ調査】

 ジンジブは、新卒採用担当者を対象に実施した、2023年卒の採用募集人員の増減や入社後のフォローに関する実態調査の結果を、1月27日に発表した。同調査は、2022年12月15日~22日の期間に行われ、649名から有効回答を得ている(うち高卒採用実施は356名)。

 調査対象者に、2023年高校新卒の求人募集人数の増減について尋ねたところ、「増やした」が28.7%、「変わらない」が55.1%、「減らした」が8.1%、「今年から始めた・再開した」が3.1%、「今年は募集をしていない」が2.2%、「未定・わからない」が2.8%だった。

 2023年高校新卒の求人募集人数を「増やした」「今年から始めた・再開した」と答えた人に、求人募集人数を増やした理由を尋ねた質問(複数回答)では、「若手人材の採用に力を入れるため」が約7割を占めている。

 2023年高校新卒の求人募集人数を「減らした」「今年は募集をしていない」と答えた人に、求人募集人数を減らした理由を尋ねたところ(複数回答)、「業績が悪化したため」「コロナの影響が続いているため」(どちらも30.6%)が最多となった。

 2023年卒の高校新卒採用の募集を行ったと回答した人に、計画通り充足したかを尋ねた質問では、「充足した」が31.9%、「1名以上内定を出し充足していないが採用活動は終える予定」が17.2%で、採用活動を終えた企業が49.1%を占めている。

 2023年卒の高校新卒採用の計画で充足していない理由としては(複数回答)、「高校生が減っていると感じる」(36%)がもっとも多く、「他社と比較して自社の魅力を伝えきれなかったため」(33.8%)、「人員不足で採用活動に時間をさけなかったため」(29.4%)、「高校への求人紹介が上手くいかなかったため」(28.9%)、「他社の求人募集数が増えたため」(28.1%)がそれに続いた。

 2023年卒の高校新卒採用活動で、特に工夫したところを尋ねたところ(複数回答)、「高校訪問」(42.5%)が最多となり、以下「教員との関係構築」(35.9%)、「職場見学」(34.8%)、「スケジュールの見直し」(31.6%)、「求人情報開示前の活動」(29.3%)が続いている。

 2023年卒の高校新卒採用活動で、苦戦したところを尋ねた質問(複数回答)では、「高校訪問」(31.3%)、「教員との関係構築」(29.6%)、「スケジュールの設定」(23.3%)が上位を占めた。

 2023年卒の高校新卒採用計画について、「1名以上応募があった」と答えた人に、2023年卒の高校新卒採用の選考での採用基準について尋ねたところ、「募集人数に収まるように選定した」が25.3%となり、「自社の採用基準を設けて選定した」は63.5%、「どちらともいえない」は9.1%、「答えられない・わからない」が2.1%となっている。

 高卒採用を行っていると回答した人に、入社後の高卒社員に対する社内研修について尋ねた質問では、「用意している」が71.8%、「用意する予定だがまだできていない」が16.1%と、87.9%が研修を用意すると回答した。

 「高卒社員に対する研修を用意している」と答えた人に、研修内容について尋ねたところ(複数回答)、「ビジネスマナー」(85.9%)が最多となり、以下「社会人の心構え」(82.4%)、「会社理念・ビジョン」(67.5%)が続いている。

 高校新卒向け研修の期間としては、「1週間~2週間」(31%)がもっとも多く、「3週間~1か月」は24.7%、「2か月~3か月」は26.3%、「4か月~半年」は11.8%、「7か月~1年」と「1年~2年」はどちらも2%、「3年以上」は1.2%という結果となった。82%の企業が3か月以内の期間、93.8%の企業が半年以内の期間で高校新卒向けの研修を実施している。

 「高卒社員に対する研修を用意している」と答えた人に、新卒研修内容は大卒・高卒で分けて行うのか、同様の内容なのかを尋ねた質問では、「まったく同じ研修内容」(45.5%)が最多となり、「一部分けて研修」(45.9%)、「まったく異なる研修内容」(8.3%)、「答えられない・わからない」(0.5%)がそれに続いた。

 すべての調査対象者に、高卒第二新卒の採用に興味があるかを尋ねたところ、「興味はある」が75.8%、「興味はない」が24.2%となっている。

 「高卒第二新卒の採用に興味がある」と答えた人に、その理由を尋ねた質問(複数回答)では、「全体的に人材不足のため」(65.9%)がもっとも多く、「多様な人材を採用活躍させたいため」(33.1%)、「採用した若手社員が離職してしまったため」(32.7%)、「高卒採用の目標の募集人数まで集まらなかったため」(32.5%)がそれに続いた。

 2026年大卒からの一括採用廃止の動きにともなう、企業の人材獲得の変化について尋ねたところ、「難しくなると思う」(54.4%)が最多となり、以下「変わらないと思う」(28.2%)、「採用しやすくなると思う」(5.7%)、「答えられない・わからない」(11.7%)という結果となった。

 大卒一括採用廃止にともなって、高校新卒の採用を強化しようと考えるかを尋ねた質問では、「高卒採用を強化しようと考えている」が31.6%、「これまでより大卒採用に注力しようと考えている」が15.6%、「これまでと変わらない」が44.4%という結果となった。

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EdTechZine(エドテックジン)
https://edtechzine.jp/article/detail/8798 2023/01/30 15:45

おすすめ

記事アクセスランキング

記事アクセスランキング

イベント

EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

記事アクセスランキング

記事アクセスランキング