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EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

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アバロンテクノロジーズ、大学入試共通テスト「情報I」対策用オンライン教材の提供を開始

 アバロンテクノロジーズは、Pythonプログラミング環境を実装したオンライン型大学入試共通テスト対策教材「理解ちゃんと学ぶ情報I【共通テストコース】」の提供開始を1月23日に発表した。

 2025年1月の大学入試共通テストから国立大学の一般選抜の教科に「情報」が加わり、6教科8科目が課される。情報科目の試験対策には、プログラミングやITリテラシー、データの分析・活用などの知識が必須となる。

 同社は2022年度から必修化された高等学校「情報I」に焦点を当て、教育現場の負荷を軽減する教材「理解ちゃんと学ぶ情報I【Pythonコース】」を販売していたが、今回リリースされた「理解ちゃんと学ぶ情報I【共通テストコース】」では、プログラミングだけではなく共通テスト「情報」科目の広い出題分野に対応し、受験生の学習プランを提案する。なお、「理解ちゃんと学ぶ情報I【Pythonコース】」も従来通り販売を継続する。

 「理解ちゃんと学ぶ情報I【共通テストコース】」は、2月から学校・学習塾・予備校などに向けて販売を開始する。また、教材のコンテンツおよび機能向上を目指したバージョンアップを定期的に行う予定。

 「理解ちゃんと学ぶ情報I【共通テストコース】」の特徴は以下の通り。

特徴1

 プログラミングを含む、大学入試共通テスト「情報」の出題範囲である高等学校「情報I」全ての知識範囲に対応している。情報Iの知識範囲は以下の通り。

  • 第1章 情報社会の問題解決
  • 第2章 コミュニケーションと情報デザイン
  • 第3章 コンピュータとプログラミング
  • 第4章 情報通信ネットワークとデータの活用

 また、共通テストでは数学IAや国語など、他教科の知識を組み合わせて問題解決を図る力が問われる。同教材はこの広範囲の出題範囲に対応し、動画での学習と練習問題および学びに必要な各種機能を実装した。

情報Iの知識範囲(本教材のサービスカバレッジ)
情報Iの知識範囲(同教材のサービスカバレッジ)

特徴2

 プログラミングには、共通テストで出題されるDNCL(共通テスト用の手順記述言語=Python風擬似言語)を想定し、Python言語を採用している。

 Pythonのライブラリ機能やリレーショナルデータベースを含めたプログラミング環境を、全てオンラインで提供する。ユーザーによるインストールや環境設定などの作業は不要で、標準装備されたエディタにコードを入力してすぐにプログラムを実行できる。

 「情報I」の学習内容に沿って初心者からプログラミングを学べる内容になっており、最終的には配列や外部モジュールの利用方法、乱数、WebAPIやSQL、再帰処理などの技術を習得できる。また、情報Iで学ぶアルゴリズム、モデル化とシミュレーションも実際にプログラムを実行しながら学習できる。

プログラミングエディタと実行結果(グラフ)
プログラミングエディタと実行結果のグラフ

特徴3

 全61章(プログラミング39章、その他22章)で構成され、チャプターごとに動画を視聴して学習できる。各チャプターの動画は1本あたり5分~8分で作成され、オンラインで繰り返し視聴できるため、大学入試共通テストに向けての知識の定着化を図れる。同教材のキャラクターである「理解ちゃん」がわかりやすく解説する。

動画のオープニング画面
動画のオープニング画面

特徴4

 チャプター動画の視聴後には、関連した練習問題が出題される。プログラミング学習時の練習問題はPythonのコードを作成して回答し、プログラミング以外の問題では択一式で回答する。ユーザーの回答内容は即時に採点され、正解か不正解かが判定される。

 また、プログラミング以外の練習問題にはランダムモードが装備されている。ランダムモードは、ユーザーが出題数を10~50の範囲で指定することによってその数に応じた練習問題が全ての範囲から順不同で出題される。

 なお、共通テストでは読解力・思考力も問われるため、ITパスポートの過去問題の内容も取り入れ、プログラミング関連で124問、その他で262問の練習問題が用意されている。また回答に際しては、動画内で学んだ関連情報をヒントとして参照することも可能。

ランダムモード練習問題の画面
ランダムモード練習問題の画面

特徴5

 採点結果データ(学習履歴)はユーザーごとに記録され、正答率などを分析できる。また、管理者は各生徒の成績データをリアルタイムで確認できる。

特徴6

 生徒同士および教師とのコミュニケーションを促進するチャット機能を装備。メッセージ交換での質疑応答やプログラムファイルの情報共有が効率的かつスムーズに行える。

特徴7

 内容に不明点・疑問点がある場合は、同社のエンジニアにメールで質問ができる。初歩的なミスによるつまずきをなくし、モチベーションを高められる。

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https://edtechzine.jp/article/detail/8794 2023/01/27 13:30

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