日本数学検定協会、オンライン学習サービス「スタギア数検」で小3～6と高1向けコンテンツの提供を開始、問題約900問を追加

　日本数学検定協会は、EduLabグループの教育測定研究所（以下、JIEM）と共同で開発した、数検（数学検定・算数検定）の公式オンライン学習サービス「スタギア数検」において、小学校3年生～6年生と高校1年生の学習コンテンツ約900問を追加し、12月21日から提供を開始した。

　「スタギア数検」は、日本数学検定協会とJIEMが共同で開発した数検の公式オンライン学習サービスで、これまで中学校1年生～3年生の学習内容にのみ対応していた。この度、新たに小学校3年生～6年生と高校1年生の学習コンテンツ約900問（問題と解答・解説）を追加したことにより、総収録コンテンツ数は約800問から約1700問へ増加し、より幅広い層の学習者が利用できるようになった。

　「スタギア数検」の特徴は以下の通り。

（1）現行の学習指導要領に対応

　小学校3年生～高校1年生の現行の学習指導要領の内容・領域を網羅しつつ、教科書などで扱われる小単元ごとに問題を収録しているため、定期テストの準備や入試の基礎固め、検定合格に向けた学習はもちろん、日々の学習にも利用できる。

（2）戻り学習機能「パワーアップ学習」を搭載

　これまでに学習した範囲や前の学年（小学校・中学校の学習範囲内）に戻り、基礎的な内容を再度学習できる戻り学習機能「パワーアップ学習」が、苦手な単元を克服するための学習をサポートする。

（3）「まとめテスト」で学習内容の定着を確認

　学習内容が定着しているかを単元ごとの「まとめテスト」で確認できる。何度でもチャレンジでき、しっかりと復習を重ねることで学力の向上を促す。

（4）「手書き入力」システムを導入

　手書き入力による複雑な数式も認識できる高度なシステムを導入しているため、解答は記述式と選択式に対応している。スマートフォンやタブレットでも、えんぴつやノートを使った学習と同じ感覚で学習できる。

（5）複数のデバイスで利用可能

　Webブラウザベースのクラウドサービスのため、1つのアカウントでパソコン、スマートフォン、タブレットなど幅広いデバイスで利用できる。

　「スタギア数検」には「ライトプラン」「ベーシックプラン」「プレミアムプラン」の3つのプランがあり、それぞれ利用料金や学習コンテンツの利用可能範囲などが異なる。

• ライトプラン：無料（全体の10％程度のコンテンツを利用可能）
• ベーシックプラン：500円／月（全体の50％程度のコンテンツを利用可能）
• プレミアムプラン：250円～（利用可能範囲は無制限）

　なお、コンテンツを利用するには、総合学習支援の窓口プラットフォーム「スタギア」への会員登録（無料）が必要となる。