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EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

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EdTechZineオンラインセミナー

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ICTのプロが解説! 本当に使える「先生のための」ICT教育のすすめ方

ICTのプロが解説! 今さら聞けない「オンライン授業の基礎」【準備編】

ICTのプロが解説! 本当に使える「先生のための」ICT教育のすすめ方~オンライン授業編~ 第7回

 本連載では、Google 認定パートナーである株式会社ストリートスマートが、これまで全国の自治体や学校に対しICT教育の推進を支援させていただく中で培った、知見やノウハウをお届けします。第7回のテーマは「オンライン授業の基礎【準備編】」です。実はオンライン授業にはいくつかの形式があるのをご存じですか? 本記事では、授業内容や状況によっておすすめのオンライン授業の種類や、事前準備として児童生徒たちに伝えておくべきことなどをまとめました。

まずはオンライン授業をしっかりイメージ!「黒板」「スライド」2タイプの違いとは?

 オンラインで先生が授業を行う方法としては、主に「黒板」と「スライド」を使う2タイプがあります。

「黒板タイプ」と「スライドタイプ」(ストリートスマートの研修資料より引用)
「黒板タイプ」と「スライドタイプ」(ストリートスマートの研修資料より引用)

黒板タイプ

 通常教室で行う授業のように黒板を使って進めていきます。配信するパソコンは黒板全体が見える場所(上図左の赤丸部分 ※端末の画角により近い場合もあり)に置きます。普段の対面授業に近く、先生としてはオンライン授業のための準備の手間が少ないため、初めてでも挑戦しやすいのが特徴です。

 懸念点は、パソコンから離れているため児童生徒の反応が見えづらいことと、時間帯によっては窓から入る光により黒板の板書がやや見えにくくなる可能性があることです。また、端末や教室の環境によっては先生の音声が聞こえづらい場合があるかもしれません。

スライドタイプ

 画面共有を活用して、黒板の代わりにスライドや Google Jamboard、PDFなどの資料を画面上に映し出しながら授業を進めます。教卓など先生の目の前にパソコンを置き(上図右の赤丸部分)児童生徒の画面には先生の顔と共有している資料も映し出されます。以下の画像が児童生徒が見る端末に映し出される画面イメージです。

児童生徒が見る画面イメージ。画面共有で資料が大きく表示されるほか、この例では左下に先生の顔が映し出されている(ストリートスマートの研修より引用)
児童生徒が見る画面イメージ。画面共有で資料が大きく表示されるほか、この例では左下に先生の顔が映し出されている(ストリートスマートの研修より引用)

 投影する資料の準備や操作に慣れることは必要ですが、一度慣れてしまえば黒板が不要なため場所を問わず実施できます。また、児童生徒にとっても資料を見やすいメリットがあります。

「黒板タイプ」と「スライドタイプ」のまとめ

オンライン授業の種類(ストリートスマートの研修資料より引用)
オンライン授業の種類(ストリートスマートの研修資料より引用)

 以下の記事では、さまざまな教科のオンライン授業の様子が見られます。

次のページ
オンライン授業の配信形式は3つ! 特徴を知り授業内容によって使い分けよう

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この記事の著者

株式会社ストリートスマート(カブシキガイシャ ストリートスマート)

 「テクノロジーと『人』をつなげる」をミッションに、企業のDX推進や教育機関のICT化をサポートしています。2014年に Google トレーニングパートナーに認定され、現在は Education 分野と、Work Transformation(働き方変革)分野の2つの Specialization...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です


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