マイナビは、2023年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生を対象に実施した、「マイナビ 2023年卒大学生インターンシップ調査(中間総括)」の結果を10月29日に発表した。同調査は、マイナビが運営する「マイナビ2023」会員に対して、10月5日~14日の期間に行われており、2974名(文系男子:595名、文系女子:1371名、理系男子:442名、理系女子:566名)から有効回答を得ている。
調査結果によれば、10月時点でインターンシップ・ワンデー仕事体験に応募した学生は前年比0.8ポイント減の91.2%で、平均応募社数は7.0社(前年比0.8社減)だった。
インターンシップ・ワンデー仕事体験への参加率は、前年比3.8ポイント増の83.6%で、平均参加社数は4.4社(前年比0.1社減)となっている。参加率は調査開始以来、2021年卒に次いで2番目に高い結果となった。
インターンシップ・ワンデー仕事体験に参加したことがない人に、参加するにあたって困っていることを尋ねたところ(複数回答)、「参加する時間の余裕がない」(38.9%)がもっとも多く、以下「自分に合うプログラムがわからない」(37.3%)、「プログラムのレベルについていけるか不安」(30.4%)が続いた。
今後参加したいインターンシップ・ワンデー仕事体験の、開催企業の特徴を尋ねた質問(複数回答)では、「興味のある業界・業種である」(82.7%)、「興味のある職種(仕事内容)である」(66.6%)といった、自身の興味のある分野・職種が上位を占めている。また、「地元の企業」という回答が21.5%に達しており、エリア別では北海道エリア(35.2%)、北陸エリア(34.2%)、中国エリア(34.1%)が多かった。
インターンシップ・ワンデー仕事体験に参加して、自身に変化があったと感じる点としては(複数回答)、「自分に合う仕事・合わない仕事など、職業適性がわかった」(53.7%)が最多で、前年より16.4ポイント増加している。
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