カタリバは、2021年に「校則見直し」の取り組みをスタートした全国約10校の生徒・教員、有識者など、当事者たちが一同に介し、校則見直しの現在地、そしてこれからについて語るオンラインシンポジウム「カタリバ校則見直しプロジェクト・2021夏」を、7月11日に開催する。
カタリバは、2019年から既存の校則やルールに対して生徒が主体となって、教員・保護者などの関係者との対話を重ね、納得解をつくることを通して、課題発⾒・合意形成・意思決定をする⼒を高めていく「ルールメイカー育成プロジェクト」に取り組んでいる。
「カタリバ校則見直しプロジェクト・2021夏」は、当事者である生徒と教員、外部から本プロジェクトに関わるコーディネーター、業界の有識者、それぞれの目線から見えているもの、校則・ルールを見直すことの可能性と教育的価値を考え、生徒主体で校則を見直すこの取り組みが全国に広がっていくきっかけになれば、との思いから開催されるシンポジウムとなる。当日は、2021年に新たに校則見直しに取り組む実践校の生徒・教員からのプレゼンテーションをはじめ、業界の第一人者である苫野一徳氏、内田良氏らによるトークセッションを通じて、これからルールメイキングに取り組む全国の学校関係者との情報共有の場を提供する。
また、「うちの学校でも校則見直しプロジェクトを立ち上げたい」という全国の学校からの要望に応え、自走型の「ルールメイカー育成プロジェクト アソシエイト校制度」をつくることが決定した。同制度では、外部の人材を学校内に迎え入れる従来型のものとは異なり、カタリバが教材提供や研修といった導入サポートを行う。また、シンポジウム終了後には、教育関係者向けの発表・説明も予定している。
開催時間は、シンポジウムが10時~12時、教育関係者を対象にした「ルールメイカー育成プロジェクト アソシエイト校制度」の説明会が12時~12時30分。
開催方法はYouTubeでのライブ配信で、アソシエイト校制度の説明会はZoonにて行われる。
参加対象は教育関係者、報道関係者で、7月10日12時までに事前申し込みが必要。定員の目安は100名程度。
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