岐阜聖徳学園大学 芳賀高洋准教授の研究室は、同大の元非常勤講師 河合琢也氏協力のもと、各自治体および教育委員会が「GIGAスクール構想」を推進していく上で参考資料となるウェブサイト「基礎自治体 教育ICT指数サーチ」を公開した。
「GIGAスクール構想」とは、高速大容量の通信ネットワークの整備や、児童・生徒1人1台の学習用端末の配備などを目指す構想。前者は令和2年度中にすべての小・中・高校・特別支援学校等での校内ネットワークの完備を、後者は令和5年度までに小・中全学年での達成を目指している。
今回公表した「基礎自治体 教育ICT指数サーチ」は、京都府の3自治体を除く全国1738の基礎自治体の教育行政データ、ICT整備データ、国勢調査データ等を簡単に検索して閲覧、印刷できるウェブサイト。全国の学校関係者や自治体担当者等に広く活用されることを企図しての公開となる。
岐阜聖徳学園大学の芳賀准教授は、情報教育(プログラミング学習)、情報倫理教育(情報モラル教育)、教育におけるICT利活用などを専門としており、これまでに関連の協議会の専門委員なども務めている。また、同大の元非常勤講師 河合琢也氏は経済産業省「『未来の教室』とEdTech研究会」ワークショップ専門委員等の経歴をもつ。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア