大阪大学と大阪教育大学は、相互の交流と教育活動のさらなる発展を目的に、教育連携に関する協定を7月17日に締結した。
両大学においては、2015年に大阪大学と大阪教育大学附属高等学校が連携協定を締結し、高大連携活動を進めてきた経緯がある。具体的には、キャンパス訪問や講演会、アカデミック・ライティング講座の実施、大阪教育大学が指定を受けた「WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業」(2020年度~2023年度)における各種連携などを実施した。今回、これまでの活動を発展させるかたちで、協定の締結に至った。
協定締結により、両大学は連携事業の検討を進める。具体的には、大阪教育大学附属学校での探究学習への支援、大学の教育・研究に触れる機会の提供を通じた高校生などの学習意欲向上や進路選択支援、さらには大阪大学の教職課程における教育実習生の受け入れ協力など、両大学における諸課題について検討を行い、教育に関する幅広い連携を進める方針である。
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