日本財団は、「環境」をテーマにした69回目の18歳意識調査の結果を、6月6日に発表した。同調査は、全国の17〜19歳の男女に対して、3月14日〜17日の期間に行われ、1000名から回答を得ている。
調査対象者に対し、将来の自分の生活に気候変動の影響があると思うかを尋ねたところ、「非常にある」と「少しある」を合わせた割合が57.5%を占めた。
将来の自分の生活に、気候変動の影響が「非常にある」または「少しある」と答えた人に対し、気候変動による影響への不安を感じるかを尋ねた質問では、「非常に感じる」と「少し感じる」を合わせた割合が85.9%に達している。

地球温暖化対策を進めていくべき世代を尋ねたところ、「現在の高齢者」が8.0%、「現在の中高年」が20.0%、「現在の若者(自分たちの世代)」が53.2%、「現在の子どもたち」が17.1%となった。

環境に配慮して普段行っている取り組みを尋ねた質問では、「食べ物を残さないようにする/外食の際は店が許せば食べ残した食事を持ち帰る」「誰もいない部屋の消灯」「買い物の際のマイバック持参」「ごみの分別」といった回答が4割を超えており、「価格が高くなっても環境問題の解決につながる商品・サービスを選ぶ」は約6割に達している。
そのほか、環境問題に関する行動や方法についての考えとしては、以下のような回答が得られた。

- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア