ニフティは、同社の運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」が、小中学生を中心とした「ニフティキッズ」への訪問者を対象に実施した、「部活」に関するアンケート調査の結果を3月21日に発表した。同調査は、1月7日〜2月3日の期間に行われ、1914件の有効回答を得ている。
調査対象者のうち小学生に、学校のクラブに所属しているかを尋ねたところ、「所属している」という回答が80.1％を占めた。
学校のクラブに「所属している」と答えた小学生に、どのようなクラブに入っているかを尋ねた質問では、図工・美術・イラストや家庭科・手芸といった文化系のクラブが人気で、スポーツ系ではバドミントンが5.7％でもっとも多く、ダンスの5.5％が僅差で続いている。また、コンピューター・プログラミングは6.0％だった。
小学生を対象に、中学生になったら入りたい部活はあるかを尋ねたところ、吹奏楽と美術が上位となり、バドミントン、バスケットボール、テニスといったスポーツ系の部活がそれに続いた。
調査対象者のうち中学生・高校生に、学校の部活に所属しているかを尋ねた質問では、「所属している」という回答が86.2％を占めており、小学生のクラブ所属率よりも高い。
学校の部活に「所属している」と答えた中学生・高校生に、どのような部活に入っているかを尋ねたところ、吹奏楽が最多となり、テニスやバレーボール、卓球とスポーツが多く上位にランクインしている。なお、コンピューター・プログラミングは0.8％だった。
同じく、学校の部活に「所属している」と答えた中学生・高校生に、所属している部活に入った理由を尋ねた質問（複数回答）では、「仮入部や見学で気に入ったから」と「活動が楽しそうだったから」が上位となった。
同じく、学校の部活に「所属している」と答えた中学生・高校生に、土日における部活動のペースを尋ねたところ、「土日どちらかは活動」が過半数に達し、「土日両方活動」（9.4％）と合わせた割合は66.4％に達している。
現在、学校の部活に所属していない中学生・高校生に、部活に所属していない理由を尋ねた質問では、「引退」という回答を除くと「以前は部活に所属していたがやめた」がもっとも多く、「興味のある部活がない」も3割近くでそれに続いた。
現在、学校の部活に所属していない中学生・高校生のうち、「以前は部活に所属していたがやめた」人に、部活をやめた理由を尋ねたところ（複数回答）、「人間関係に疲れたから」が57.8％で最多となり、「部活が体力的に厳しいから」がそれに続いている。
中学生・高校生に、家の人に勧められたことがある部活を尋ねた質問では、吹奏楽がもっとも多く、陸上、バスケットボール、テニス、バドミントンとスポーツ系の部活がそれに続いた。一方で、「勧められたことはない」という回答が41.5％に達している。
同じく中学生・高校生に、部活に所属していてよかったと思ったことを自由に答えてもらったところ、「たくさんの友だちや先輩、後輩に出会えたことや、楽しいと思えることがあること！」「みんなと一緒に活動することで団結力とか、仲が深まった」「コンクールが沢山あるので、自分の実力を発揮できる」「自分の実力が伸びて試合で勝てるとやっててよかったって思う！」「上下関係や礼儀を学べる」といった声が寄せられた。
この記事は参考になりましたか？
この記事をシェア