教育ネットとミラボは、両社が共同開発したWebアプリケーション「らっこたん」を使用した、「全国タイピング大会<2024冬大会>」の結果を3月11日に公開した。
同大会は、1月14日〜24日の期間に行われ、1万9512名が参加している。同大会より、総合得点上位入賞者に加えて、伸び幅が大きい児童生徒を表彰する「ステップアップ賞」を新設。1分間あたりの入力文字数300文字を超えるスコアをマークした児童生徒も登場した。


総合得点上位入賞者からは、「さいしょははやさではなく、ゆっくり正しくやりました。上手になってきたら、はやくうつことを気をつけました。じ回の目ひょうは、2年生の時に気をつけたことをいかして、3年生もがんばることです。つぎは、3年生の中で1いを目ざしたいです」(小2)、「速さはもちろん、正タイプ率をあげるためにつねにホームポジションを意識して練習した。文字数と正タイプ率を上げながら、順位を落とさないように1位をキープしていきたいなと思う。今年の夏、冬大会どちらも200文字台だから、次回からは300文字を目指して頑張っていきたい」(小5)、「練習するときは、タオルをかけて手元を見ないようにしてタッチタイピングを習得できるよう努力しました。タッチタイピング習得後は基本的な指の配置から自分にあった指の配置に変えて練習もしました。スピードと正確性は日ごとに別々に重視して練習しました」(中3)といったコメントが寄せられている。
また、2024冬大会の結果発表とあわせて「全国タイピング大会<2025夏大会>」の開催が決定した。詳細は、決定次第発表される予定となっている。
「らっこたん」は、「タイピングなどの基本的な操作」や「情報モラル・セキュリティ」「課題の設定」「情報の収集」「整理・分析」「まとめ・表現」などを学べるWebアプリケーション。子どもたちは小学1年生から中学卒業までの技能習得の進捗を自己確認でき、教員は学校全体・学年・学級・個人の視点から、学習状況を把握することが可能となっている。
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