ニフティは、「情報モラル教育 オンライン授業」の2025年度実施校を、2026年1月31日まで募集している。実施対象は全国の小学校(中学年:3・4年生、高学年:5・6年生)、実施対象日時は5月〜2026年3月の月曜〜金曜10時〜16時(祝日は除く)。費用は無料となっている。

同社は、子どもの安心・安全なインターネット利用を支援すべく、2008年に小学校向けの情報モラル出前授業を開始。2023年度からは実施対象地域を新宿区の小学校から全国の小学校に拡大し、2024年度からは対象学年を5・6年生のみから3〜6年生に拡大している。
2025年度からは、授業で使用する動画教材を2種類から選べるようになり、児童間のトラブルや保護者・教員の心配事に合わせた授業を実施できる。子どもたちがインターネットやSNSに潜む危険性を主体的に捉えて、インターネットの利用方法について考え直す機会を提供する。また、子どもたちと一緒に保護者が参加する授業にも対応可能なため、授業参観日などにも授業を実施できる。
授業時間は45分で、内容例は以下の通り。
- インターネットとSNS
- SNSのトラブル事例紹介
- わが家のインターネットルールを作ろう
- まとめ
授業では、SNSでのトラブル事例について動画教材で紹介する。「何がいけなかったのか?」「どうしたらよかったのか?」を一緒に考えることを通じて、インターネット上で起こる事件の被害者や加害者にならないために気を付けるポイントを学ぶ。その後、安全にインターネットを使うための「わが家のインターネットルール」を作成していく。
実施形式はオンラインで、実施にあたってはインターネットへの接続が可能なパソコン、Webカメラ、プロジェクターなどが必要。
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