日本教育DX推進協会は、全国の中学校・高等学校における教育のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速するため、「教育DXアイデア企画カタログ」および「教育DXサポート講座カタログ」を作成し、3月1日に無償で公開した。

両カタログは学校現場のDX推進における具体的な実装方法と革新的なアイデアを集約した2種類の実践的ガイドラインで、合計72項目におよぶ内容により、各学校の状況に応じた最適なDX化の推進を支援する。両カタログを活用することで、生徒の学びの質向上と教職員の働き方改革の両立が期待できる。
カタログのおもな特徴は以下の通り。
1.教育DXアイデア企画カタログ
- 各教科や授業の場面で使える、デジタル活用のヒント集
- 生徒が「もっと学びたい」と思える、新しい教え方のアイデア
- 教員の事務作業を楽にする、デジタルツールの上手な使い方

2.教育DXサポート講座カタログ
- 学校のあらゆる仕事に役立つ講座がまとめられている
- 実際に成功した学校の例を参考に、ムダのない講座を作成
- 学校の規模や予算に合わせて最適な講座を選べる

両カタログにより、以下のような効果が期待される。
- 一人ひとりの理解度に合わせた学習で成績が伸びる
- 業務時間が大幅に減少し、授業準備等に時間を使える
- 教員同士の情報共有がスムーズになり、チーム力が高まる
- 業務を効率化して、よりよい教育を続けられる体制を作る
カタログの請求はメールで受け付けている。件名に「カタログ請求」と記入し、1.所属、2.名前、3.希望のカタログ名を記載し、info@sasano.org宛てに送信することで請求が可能。
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