LINEヤフーは、同社が提供する学校と保護者の連絡サービス「LINEスクール 連絡帳」において、内田洋行が提供する学校向け学習eポータル「L-Gate」との機能連携を、2月12日に開始した。
「LINEスクール 連絡帳」は、学校と保護者の連絡が「LINE公式アカウント」を通じて行える、学校向けにカスタマイズされた基本機能無料（フリープランの対象は国公立の幼稚園・保育園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校またはそれに準ずる学校）の連絡サービス。
「L-Gate」は、児童生徒、教員が使用するPCやタブレット向けに内田洋行が提供している学習eポータル。文部科学省CBTシステム（MEXCBT）やさまざまな学習コンテンツ、ツールと連携し、日々の健康観察や学習履歴の可視化などにも活用されている。
この度「LINEスクール 連絡帳」は「L-Gate」の「名簿連携」「SSO（シングルサインオン）」機能に対応した。「L-Gate」に登録された児童生徒の名簿情報が自動で「LINEスクール 連絡帳」に連携できるほか、教育委員会などの学校設置者や教員はGIGAスクール構想で整備されたアカウントで「LINEスクール 連絡帳」が利用可能となる。
これにより「L-Gate」利用校は、生徒名簿の登録作業や年次更新作業といった管理負担を増やすことなく、学校と保護者のコミュニケーションをスムーズにする「LINEスクール 連絡帳」を利用できる。
また「L-Gate」と「LINEスクール 連絡帳」の連携に料金は不要となる。さらに「LINEスクール 連絡帳」では、有料プランも2026年3月31日までは全機能を無料で利用できる。そのため費用負担なく、文部科学省・財務省が目標とする「保護者からの電話対応を含む外部対応・事務作業等の更なる縮減」「校務DXの推進」に取り組むことができ、現場の教職員の業務効率化を実現する。
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