福岡工業大学は東福岡学園 東福岡高等学校との間で、数理・AI・データサイエンス教育など、確かな教養と専門知識、スキルを有する人材育成を目的とした高大連携協定を締結したことを、1月31日に発表した。
今回の連携協定は、高校と大学が包括的連携のもとに、教育・研究および文化等の分野で相互に協力し、学校教育の振興と人材育成に寄与することを目的とし、相互協力・連携体制を構築することを目的としている。
連携事項は次の通り。
- 確かな教養と専門知識・スキルを有する人材育成に関すること。
- 高校の探究学習に関すること。
- 大学主催プログラムへの高校の積極的な参加奨励
- 教員の研修に関すること。
- その他、大学と高校の協議の結果に基づき実施する事業。
協定により、東福岡高等学校の「総合的な探究の時間」などにおいて、福岡工業大学の教員が専門的な見地から授業への分析や助言を行うほか、次世代のデジタル人材の育成を目指す両校の関係が発展する予定。
福岡工業大学は、次世代の社会における実践性の高い数理・データサイエンス・AI教育プログラムとして、文部科学省に認定された授業を全学的に展開するなど、デジタル人材の育成を担う九州の中核大学としての教育体制を構築・確立している。
東福岡高等学校は2024年度にDXハイスクールに指定され、2025年度入学生からの共学化に加え、新たな学園ビジョン「NEXT HIGASHI 2030」を定めて、目的別に5つのコースを改編・新設することが決まっている。特に「文理共創コース」ではデジタル人材としてのリーダーやイノベーターの輩出を目指し、数理・AI・データサイエンス教育を軸とした教育プログラムが展開される予定。
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