徳志会は、同法人の運営する心療内科・精神科クリニック「よりそいメンタルクリニック」が、全国の就職活動経験者を対象に実施した、就職活動と心の健康に関する調査の結果を1月27日に発表した。同調査は、1月11日〜25日の期間に行われ、200件の有効回答を得ている。
調査対象者に、就職活動中に死にたいと感じたことがあるかを尋ねたところ、「感じたことがある」という回答が31%となった。
就職活動中に死にたいと「感じたことがある」と答えた人に、その理由を尋ねた質問では、「志望企業の不採用」「内定が決まらない」「周りの採用が決まる焦り」といった回答が寄せられている。
同じく、就職活動中に死にたいと「感じたことがある」と答えた人に、就職活動を開始した時期を尋ねたところ、「4年生」になってから始めたという人がもっとも多かった。
就職活動中に死にたいと「感じたことはない」と答えた人に、就職活動を開始した時期を尋ねた質問では、「3年生」が54%、「2年生」が14%という結果になった。
すべての調査対象者に、就職活動で内定を得た企業に納得しているかを尋ねたところ、「納得していない」という回答が8割近くに達した。
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