ICTeacherは、iPadを教師手帳として使えるようにするPDFテンプレート「Digital Teacher's Planner(デジタルティーチャーズプランナー)」の2025年度版(2025年1月〜2026年4月)の販売を、12月20日17時に開始する。税込価格は、Simple版が980円、Pro版が1680円で、2025年3月まではSimple版を5%オフの931円、Pro版を5%オフの1596円で購入できる。
「Digital Teacher's Planner」はPDF形式の教師手帳で、iPadの手書きアプリなどに読み込んで使用する。ラインアップは、カレンダーのみの「Digital Teacher's Planner Simple」(Simple版)と、授業計画や名簿による生徒管理、座席表、校務別スケジュール管理ページなども含まれる「Digital Teacher's Planner Pro」(Pro版)の2種類。カラーは、ホワイト、ブラックの2色を用意している。
同製品は、紙の教師手帳と同じように、週間カレンダーと日間カレンダー部分が時間割形式なので、週案の作成がしやすい。
Pro版では、スケジュール管理だけでなく授業計画や名簿、座席表、児童生徒個人記録表、校務別スケジュール、会議ノートなどが用意されている。紙の手帳では管理しきれなかったところまでiPadにまとめられるため、情報の一元化が可能になり、作業効率も向上する。
Simple版は約600ページ、Pro版は約5700ページで、それぞれのページにはリンクボタンが設置されているので、ページ移動が容易になっている。
「Goodnotes」といった手書きアプリに読み込んで使用することで、PDF上に手書きで記入できるため、紙の手帳からの移行がしやすい。一部アプリではブックマークのほか手書き文字の検索なども可能なので、アナログとデジタル両方のメリットを享受できる。また、画像の貼り付けにも対応しているため、年度末に近づくにつれて分厚くなっていく紙の手帳とは対照的に、常に重さが変わらずスマートな運用が可能になる。
今回、販売が開始される2025年度版では、「Goodnotes 6」で描画中も1タップでリンク移動ができるようになったことを受けて、リンクボタンの誤操作を防ぐべく配置やボタンサイズが変更された。
また、Pro版では週間カレンダーと日間カレンダーからすぐに移動可能な、板書計画ページを追加している。
そのほか、会議メモや校務スケジュール管理ページなども、より使いやすい形式に進化した。
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